HOME > 不妊症 :自然周期が成功率が高い
2009年09月04日
体外受精ではかなり有名な、新宿・加藤レディスクリニック。最先端の高度医療の現場でのお話を聴きたいという、熱心な要請を承諾し、この日、副医院長の竹原祐志先生が講義をして下さいました。
hMG、hCGのような強い薬は使わず(必要な方を除いて)、使用しないか、クロミフェンを中心にした自然周期での採卵のほうが、採卵数が少なくても質のよい卵子が取れるということでした。そして、強いホルモン剤を使用した「刺激周期の採卵」より、「自然周期の採卵」のほうが妊娠率が高いという統計グラフを示しました。
体が自分で選んだ「主席卵胞」が一番質がよいということ、ホルモン剤の過剰刺激により再吸収されず卵巣に残る「遺残卵胞」が問題であるということなど、とても早口でしたが、たくさんの新しい情報を得ることができました。(あまり早くて、あとから自分のノートを見ると、解読不明の走り書きも多かったのですが)
自然周期が結局、一番結果が出るんだという考え方は、漢方薬で体を整えて妊娠へと導きたい、私たちの考えと同じであると、感じました。
ウエマツ薬局 植松未来