HOME > 不妊症 :第二子不妊
2008年07月19日
一人目はできたけど、次がなかなかできない、もしくは妊娠はしたが流産してしまったなど、兄弟を作ってあげたいができないと悩む夫婦も多いです。
原因の多くは、産後の養生が足りなかったことです。産後は出血や授乳により多くの「気」と「血」を失います。
その上、子育てや、ストレス、仕事や家事に早々に復帰したなどの環境により身体を駆使した事でさらに消耗し、
産後の身体を十分に養う事ができなかったということが考えられます。
生理の乱れ(周期が早い、あるいは長い)、月経血が少ない、冷え、疲れやすい、貧血気味などの症状がみられます。
漢方では「補腎」(腎を補う事により低下したホルモン状態を正常化します)
「補気」(胃腸を養い身体のエネルギーを高めます)
「養血」(血を養い生き生きした血液を増やし身体を温めます)
ある方は、一人目のあと、妊娠はしたのですが二度も流産が続き、落ち込みながらも漢方を飲み続けました。
「なんだか最近健康そうな顔をしているなあ」と思っていた頃妊娠し、無事に出産する事ができました。
また、無月経だった女性がホルモン治療と漢方服用で一人目を授かり出産した後、自然に生理が来たのでそのまま漢方薬を飲み続けたところすぐに妊娠しました。二人のかわいい女の子の世話で忙しそうですが幸せそうで、今も健康のために漢方を続けています。
子育てをしながらの自分の体調管理は大変だと思いますが、妊娠しやすい身体作りを目標にしつつ、健康で丈夫な身体をつくりましょう。
まずは「寝不足しないこと」。
女性ホルモンがちゃんと働くように、夜11時には寝るようにしてください。
コレが、忙しい現代人には結構難しく、あっという間に12時すぎてしまう方も多いと思いますが、ちゃんとした日常生活を送ることが歪んだ体を立て直す第一歩なんです。がんばってくださいね。
ご主人の帰りなんか待たず、明日の準備もそこそこに、さっさと寝てしまいましょう♪