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不妊症 :月経前緊張症(PMS)タイプ別改善法

2008年05月13日


月経前緊張症(PMS)について


「生理前はなんだかイライラしやすいの」「生理前になると必ず不安になって涙が出る、生理が来るとすっきりした気分になる」「生理前はぼーっとして、やる気がなくなるんだけど、人からはだらけていると思われちゃう」など。
生理前になるとなんだか調子悪くなって、つらくないですか?
周りにも理解されないことも多く、がまんしていませんか?
少しの症状ならよいですが、体調の変動が激しく、辛いならPMSかもしれません。
毎月の生理前の症状が軽くなり改善されると、とっても気持ちも体も楽になりますよ。

 ★PMS(月経前緊張症)★                             
 月経前緊張症候群とは、月経が来る1,2週間ほど前から現れる症状のことをいいます。
 特に月経前3日にもっともひどくなりますが、月経が来ると消えます。
 
 <症状>
 いらいらして怒りっぽい、憂鬱、なんともいえない不安感、頭痛、頭がボーっとする、緊張感、
 思考力減退、不眠、夢が多い、集中力低下、悪心・嘔吐、吐き気、下痢または便秘、下腹部が張る、
 口が渇く、食欲不振または過剰、乳房が張って痛む、鼻血、むくみなど

<主な原因>

 ● 西洋医学の考え
     卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスの崩れ、環境・人間関係の要因、精神的な原因、など
 (改善方法)
  ホルモン剤投与、栄養物の増加、ビタミンB剤服用、塩分過剰摂取を控える、濃い砂糖水の多量飲用

 ● 中国医学の考え
     一) ストレスで気の流れが詰まった(気滞〔きたい〕)
     二) もともと胃腸が弱い上に食べすぎなどで胃の働きが停滞した(胃腸虚弱)
     三) 加齢によりホルモンが減ってきた(腎虚〔じんきょ〕)
 (改善方法)
  1 肝気鬱結タイプ…ストレスが多くイライラ&張るタイプ
    (症状 )生理の前後に落ち込み、イライラして怒りっぽい、胸が苦しい、脇が痛む、
         胸が張って痛い、お腹が張る、食欲低下、月経不順
    (治し方)疏肝理気…体の気の流れを良くしてスムーズに。
    (漢方薬)逍遥丸、加味逍遥散、四逆散、加味帰脾湯、帰脾湯などの加減
         (その方の体質を見極めた上で違ってきます。)
    (ハーブ)★シベリア人参のハーブティー
         (極寒のシベリアで元気に育つ人参。耐える力が備わっていて、ストレスに対する
          抵抗力が強くなります。自律神経のバランスをとり、ストレスに負けない体を作り
          ます。お湯に溶かしてゆっくり飲んで下さい。)
         ★菊の花のハーブティー
         (漢方では肝を養う菊の花。イライラが強い時お湯に溶かして飲んで下さい。)
         ★カモミールティー
         (香りの優しいカモミールには癒し効果あり。)
    (食べ物)香りの良いもの、適度な酸味のあるものがいいですよ。         
         柑橘類(みかん、ゆず、レモン、グレープフルーツなど)、菊の花(食用)、セロリ、春菊、
         しその葉など。
         酢の物を1品加えたり、香りの良いお茶などを1日の食事にプラスして下さい。
                   

  2 脾胃虚弱タイプ…胃腸が弱くとくに胃腸の症状がでるタイプ
    (症状 )生理の前後に胃が張る、食欲不振、疲れて元気がでない、だるい、手足が冷える、むくみ、
         軟便や下痢、舌の色がピンクより薄い、舌の苔が厚いなど
    (治し方)健脾除湿…胃腸の働きを良くして水分代謝をあげたり元気を復活させたりする。
    (漢方薬)参苓白朮散、香砂六君子湯などの加減
         (その方の体質を見極めた上で違ってきます。)
    (ハーブ)★消化促進・食欲upのハーブティー
         (焦三仙という処方をもとにしたハーブティー。低下した胃腸の働きを助けます。)
         ★柳茶のハーブティー
         (むくみやすく舌の苔が厚い人に。水分代謝をあげ、たまりやすい体脂肪をとります。)
         ★はと麦のお茶
         (はと麦は胃腸に良く、水分代謝をあげます。肌もきれいにします。)
    (食べ物)キュウリや冬瓜などの瓜科のものは水分代謝をあげます。冷え性の方は温めるものと
         一緒に炒めたり煮たりして食べるといいです。         
         雑穀やはとむぎ、キノコ類、お豆類も胃腸を養い、活力になります。
         1日の食事にプラスして下さい。
                  
                   
  3 腎陰虚タイプ…年をとる毎にひどくなる、弱った症状の多いタイプ
    (症状 )生理の前後に頭がぼーっとする、耳鳴り、動悸、そわそわ・イライラする、口内炎、
         鼻血、寝付きが悪く、夢が多い、手足がほてる、腰がだるい、顔がほてる、
         舌の質が乾いてピンクより濃い赤、など
    (治し方)補腎滋陰…弱った体を補い、体水分を増やして潤す。
         しっかりと落ち着きをよくする。
    (漢方薬)六味地黄丸、杞菊地黄丸、瀉火補腎丸などの加減
         (その方の体質を見極めた上で違ってきます。)
    (ハーブ)★ほてりをさます西洋人参のハーブティー
         (人参の中でも余計な熱をさます作用のある西洋人参。元気が出ます。)
         ★シベリア霊芝のハーブティー
         (年々、体力低下を実感する人に。低下した抵抗力を補い元気に。)
    (食べ物)黒いものは「腎」を補う作用があります。黒きくらげ、黒豆、黒ゴマなど。
         他には「実」のもの。杞菊地黄丸にも入っている枸杞の実は肝腎を補うので、
         目にもいいですよ。
         気持ちを落ち着ける効果のあるナツメの実はプルーンより鉄分なども多く、血液を補うので、
         貧血ぎみの方にもいいです。おやつにどうぞ。
         1日の食事にプラスして下さい。
                   
 
生活のポイント
 ★体を冷やさない:体が冷えて血流が滞ると、二酸化炭素や老廃物が回収できなくなり疲労物質もたまり
  ます。体内の代謝も悪くなり、肩こりや頭痛などもひどくなります。
 ★リラックスして、気持ちを和らげる:自分の好きなことをどんどんやって下さい。
  キレイな花をみたり、香りのいいものの匂いに包まれると、とても安らぎます。
  イライラしてキレそうになったら、すーーーっと深く深呼吸してみて下さい。一呼吸すると、少し
  落ち着きます。イライラした後、ほんとはとても落ち込みますからね。

体質は混ざっているタイプの方が多いと思います。
漢方薬やハーブティーなど、自分に合うもの、季節ごとの養生など、詳しく知りたい方は薬局にご相談ください。


 

いらいらしたら...逍遥丸

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雑穀 「福っくら御膳」はと麦など13種入っています

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