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アトピーを治すには「生き生きした生活で」

2008年05月15日


強いストレスも、リラックスしすぎも原因に


アトピーの乾燥肌に用いる沙参と赤い炎症に用いるどくだみ

アトピーの乾燥肌に用いる沙参と赤い炎症に用いるどくだみ

アトピーの人はよく「ほっとするとかゆくなる」とおっしゃいます。
アトピーは自律神経が関係します。自律神経には緊張性神経である「交感神経」とリラックス神経である副交感神経があります。交感神経が強いと、いつも緊張して血行が悪くなるために免疫が抑制されてガンなどになります。逆に副交感神経が強くなると、自分を守ろうとする力が強くなりすぎるために免疫が過剰になり、リンパ球が増えることによってアトピーが発症します。アトピーの腫れやジクジクはリンパ球の集まりです。

副交感神経はリラックス神経なので、リラックスするとき働きます。
今の子供は、赤ちゃんの時から泣くとあやされてリラックスし、美味しい物を一杯食べてリラックスし、外で遊ばず家でテレビを見てはリラックスし、炭酸飲料を飲んではリラックスするといった生活、過保護、運動不足、食べ過ぎ状態にあります。このことがリラックス神経を強くし、アトピーを引き起こしたという学説があります。そう言われるとなるほど「ほっとするとかゆくなる」という現象にも納得がいきますね。

以前アトピーの子供を海水浴に連れて行って治す、といったことが行われましたが、これも「掻くひまがないので治る」のではなく「適度な緊張」がリラックス神経をおさえたのでしょう。
もちろん強いストレスもアトピーを悪化させます。受験、浪人、入社といったストレスで悪くなる人も多くいます。交感神経が強くなりすぎても、血流が悪くなり皮膚が潤わなくなってアトピーは悪化します。

ステロイド軟膏を塗ると患部が白くなります。
ステロイドは、血管を収縮させ一時的に炎症をおさえるので、赤みを取り、痒みをおさえます。しかし時間がたって効き目がなくなると止まっていた血が流れ始め、かえってかゆくなります。そのひどいものがリバウンド現象なのです。ですから、ステロイド軟膏は根本的に治す薬ではないということがおわかり、と思います。ステロイド軟膏の強い、弱いは血の流れを止めて皮膚を白くする時間の長さなのです。

アトピーをよくするのには適度な緊張、生き生きした生活です。興味を持って一生懸命に勉強、仕事をしているときは掻いていないでしょう。食事のときはテレビを見ながら食べないで、家族とおしゃべりしながら今日の料理の味をしっかり味わいましょう。面白いテレビを見るときはしっかり見る。運動するときはしっかり汗をかいて流す。親はアトピーだからと大事にしすぎないでしっかり家の手伝いを責任を持ってさせる。もう「かゆい、かゆい」と言っているひまはないでしょう!

*参考「免疫革命」阿保 徹 講談社インターナショナル

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