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消毒が大事

2008年05月16日

アトピーのかゆみはなかなかとれず辛いものです。最近の研究では、アトピー性皮膚炎の患者さんの9割に皮膚に細菌類の強い感染が見られます。特にステロイド軟こうを長く塗ってきた人の肌は免疫が低下していますから、あらゆる菌類が皮膚の奥まで住み着いています。じくじくしているのはリンパ液が出ているからで、これは菌類を皮膚から追い出そうとしている免疫反応です。

アトピーを改善するためには、まず最初に皮膚に常在する菌類を殺してしまうことです。超酸性水もその目的ですが、人によってはがさがさに肌が乾燥してしまうことがあります。イソジンやマキロンなどの消毒液をがさがさしているところに塗ってみてもいいでしょう。スプレー式の新レブメント消毒液は、かゆみ止めも入っていて、全身に付ける場合は使いよいものです。じくじくしたところは、抗生物質のゲンタシン軟膏がよく使われています

最近出たものでは、ヒバのオイルの入浴剤が皮膚の細菌に強力な抗菌力を発揮することがわかりました。にきびやアトピーの皮膚黄色ブドウ球菌や、水虫の白癬菌、カンジダ真菌や恐ろしいMRSA(普通の消毒剤では攻撃できない)にも強い効果があることがわかり大変な発見です。ひばオイル成分ヒノキチオールの活性は、ゲンタシンより強いと報告されています。
お風呂に5,6滴入れるだけなので少量で済み、オイルなので肌がすべすべし、ヒノキの香りでリラックスできます。根気よく続けることが大事です。
2005.5.19


むくげ


中国の水虫薬「華陀(かだ)チンキ」の主成分、皮が白癬菌に効果がある。

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