埼玉 川越 漢方薬局 女性の健康とアトピー性皮膚炎応援サイト

漢方美人.COM

アトピー

アトピーと食事

HOME > アトピー > アトピーは野菜たっぷりの和食中心で

一覧に戻る

アトピーは野菜たっぷりの和食中心で

2008年05月15日


アトピー治療には、野菜豊富な和食中心で


アトピー性皮膚炎が食事と関係がある、と考えられるのは次の2点からです。
(1) 同じ薬を飲んでいるのにもかかわらず、また同じ軟膏をつけているのにもかかわらず症状が変わって不安定だということ。
(2) 食事に気をつけたらよくなってきた。
(3) 食事を基本として改善できる。

食事の問題点として前回挙げたことに加えて野菜不足があります。
野菜に含まれるビタミン、ミネラルは皮膚を作り、新陳代謝を促進します。「野菜を食べているわ」と言ってもレタスなどのサラダでは量が少なすぎます。毎食2皿の煮物や炒め物が必要です。

厚生労働省では日本人平均1日あたり350g必要だといっています。しかし今現在は、平均250gです。中国人は400g、アメリカ人は150gだといわれています。
したがって野菜不足は現代病である、生活習慣病やアトピー性皮膚炎、にきびなどの皮膚炎の増加をもたらします。


食事対策


(1) 日本の伝統的な、和食中心の食事(牛肉は明治以後、牛乳、卵は戦後から食べ始めた。それ以前の日本古来の食事が日本人には合っている。)
(2) 旬の 米、魚、豆類、豆腐、野菜、きのこ、海藻を主に、植物性の食べ物を多くする。
(3) 加工食品や添加物を極力減らす。
(4) ご馳走と普段の食事のけじめをつける。現代は毎日がご馳走、普段は素朴な食事のほうが体によい。

このような食生活習慣を保てば、生活習慣病やアトピー性皮膚炎は減っていきます。

● 脂っこいものや美味しいものを摂りすぎると、できものができる
● よい食べ物でも、とりすぎると害になる。腹八分目
● 体質、体調、季節、時間、土地によって食事は考えなければならない。
● 薄味、節食、時間を守る。


「よい食事をとればよい皮膚、悪い食事を取れば悪い皮膚」


玄米ご飯


白いご飯より玄米のほうがビタミン、繊維など多く取れます。最近は簡単に炊けるようになりました。

次回は具体的な対策です。

ウエマツ先生の本プレゼント