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2008年08月01日
低栄養の胎児は将来病気に!?」朝日新聞記事より
「妊娠中、母親の栄養が低い状態が続いて、赤ちゃんの発育が悪いと、大人になってから動脈硬化や高血圧、高脂血症、糖尿病などになりやすい」
こんな説が注目されています。
生活習慣病の発症に、胎児期が大きく関わっているとの考えです。
東大の教授は「満期で生まれた低体重児と発症との関係を調べる疫学調査や動物実験で、この説を裏付けるデータが次々に発表されています」と言います。
低栄養状態に順応するように代謝機能が固定されるのではないかと考えられています。
厚生労働省が03年末公表した02年国民栄養調査でも栄養不足の女性が増えているようです。
妊娠中のどの時期の低栄養でも影響が指摘されているそうです。
最近妊娠中の体重の過剰な増量は医師より注意されますが、低栄養でも赤ちゃんの将来が脅かされる危険があるなんて、ママは責任重大です。
妊娠中は適度な体重を保ちながら、十分に栄養をとる必要があるんですね。