アトピーのある花粉症の治し方
今年のスギ花粉の飛散量は昨年の30倍にもなりそうだということで、すでに花粉の影響が出ています。
漢方薬でせっかくよくなっていても顔だけ急にぶつぶつかゆくなってきた、というのは花粉の影響が考えられます。アトピーも花粉症も免疫過剰によっておこります。
免疫とは治す力のことですが、バランスが崩れて過剰に反応しすぎるのです。特に中医学では、外部からの影響を防衛する力「衛気(えき)」が低下すると免疫力が低下して、花粉症などが起こると考えています。
あなたの「衛気」度をチェック
□ 以前に比べて寒がりになった
□ 厚着をしないのに汗ばみやすい
□ 体温が低い
□ 冷房が苦手で冷え性
□ 年中風邪を引く
□ のどが弱くて痛くなりやすい
□ 鼻が年中ぐずぐずしている
思い当たる項目がひとつでもあったらあなたは「衛気」不足です。
花粉症にはよく「小青竜湯」という漢方薬が使われますが、この中には生姜など温める生薬が多く配合されています。アトピー性皮膚炎で肌が赤くなっているときは、皮膚に熱がこもっているので飲むと逆にもっと赤くなることがあります。その点「衛益顆粒」は、性質が穏やかですので副作用の心配がなく、私も安心して使っています。
衛益顆粒

図=「百歳元気新聞」1月号より
「衛気」を強める「衛益顆粒」という薬が、花粉症の予防と治療に効果があった、と言う動物実験が北海道薬科大学で行われ学術誌に掲載されました。さまざまな群に対しスギ花粉を吸引させてくしゃみの回数を数えるという実験です。事前に衛益顆粒を与えておいた群はかなり正常群に近い値で、スギ花粉に対する抵抗力が生まれていると考えられます。