2008年05月20日
昨日から急に花粉症の人が増えてきました。
暖かい日が2,3日続いて昨日から強い風が吹き始めたからでしょう。
アトピーの人は花粉が飛び始めると顔がぶつぶつ赤くなって痒くなることがあります。外から帰ったらよく顔を洗って赤みを取る漢方エキス入りのローションをたっぷりつけておくと楽になります。
またくしゃみ、鼻水など花粉症の症状が出る人もいます。このような時は漢方薬の花粉症の薬を早く飲みましょう。ただアトピーで赤くなっている人が小青竜湯など温める漢方薬を単純に「効能効果に鼻水と書いてあるから」、と医師などに出されるとアトピーが悪化することがあります。アトピーで皮膚が赤い、ということは体が熱をもっているからです。漢方は「寒熱」があるかないかで薬を選びます。
くしゃみなどの症状があるときは症状を押さえる薬、症状がなくなったら体質の弱いところを治す漢方薬を3年くらい飲んでいると花粉症は起きなくなります。今年こそ根本的に治してすっきりしませんか!
アレルギーを木でたとえると、肺に関係する「鼻」と「皮膚」は葉っぱです。葉っぱをつやつや丈夫にするのには「幹」すなわち体ですね。五臓でいえば「胃腸イコール消化力」「肝臓イコール自律神経」「腎臓イコール免疫」です。
和食中心に野菜をたっぷり食べ、リラックスタイムを毎日30分とり、体質にあった漢方薬を飲みますと、アトピー、花粉症はよくなって、明るいあなたになりますよ。お手伝いいたします。