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アトピー :アトピーで眠れない方に・・・

2010年10月26日

アトピーで眠れない方に・・・

アトピーの方で眠れない、と訴える人は少なくありません。

眠れない理由は大きく分けて二つあります。

1:一つは痒みで眠れない人。

2:もうひとつはアトピーになる前から眠れない人です。

1:痒みで眠れない人はアトピーが良くなっていけば自然に眠れるようになります。

かゆみを取るのには皮膚が真っ赤な血熱タイプには血の熱を取る赤芍、牡丹皮など。

じくじく汁が出る湿熱タイプには竜胆、馬歯莧(ばしけん)、ヨクイニンなど。

赤みが急に出て、自然に消える風熱タイプには金銀花、連翹など。

乾燥して痒く、血熱風燥タイプは潤して熱を取る玄参、知母、石膏など。

これらの生薬を含む方剤を飲んでいると次第にアトピーも、かゆみも収まってきます。

この時蓮子心(れんししん)をいっしょに飲むと気持ちを穏やかにして寝つきをよくする手助けになります。蓮の花

蓮根でおなじみの蓮ですが、根だけでなく実も漢方薬や食用として用いられます。

蓮の実の中心にある緑色の胚芽を蓮子心といいます。すっきりした苦味です。

<本草綱目>には「少しの苦味は心を清らかに保つ」と書かれています。

蓮子心にはアルカロイド、ルチン、フラボノイド等が含まれ、降圧作用があります。

中医学的には精神安定作用、いらいらして眠れない、夢が多い、口内炎、吹き出物、口臭、便秘などに有効です。

痒くて眠れない、いらいらして眠れない、というのは心火(しんか)といい、心の火が燃えているのです。「治らない、治らない」といらいらしていると治りは遅くなります。

蓮子心は気持ちを穏やかにして寝つきをよくします。

心の持ち方は大事です。

前向きの気持ちが治りを早くしてくれます。

あまり良くなっていない、とこちらが思っても、本人が

「とても良くなった」とおっしゃる方は治りやすいのです。

ところが「良くなってきましたね」といいますと「でも、こっちはまだ治りません」とすぐ打ち消す人がいます。よくなってきたことを認めず、悪いところばかり探す人は治りにくいのです。良くなってきた、と思うとリラックス神経である副交感神経が働き、血流がよくなり、治す力が強くなります。同時に感謝する心が大事です。感謝の気持ちを持つと心が清らかになり、辛さは軽くなります。

いつも自分が感謝の気持ちを持っているか、あるいは治らないことを他人のせいにしていないか、振り返って見てください。

実際店頭でも前向きの方は治りが早くびっくりすることが多々あります。

2:アトピーになる前から眠れない人は神経の敏感な人が多く、このような人は肝鬱気滞と言っていらいらしやすく、胸やおなかが張る、生理不順などもあります。加味逍遥散などと一緒に蓮子心を飲むとよいでしょう。

蓮子心の粉末をお茶に混ぜて寝る前に飲むと独特の風味がおいしく、あるいは漢方薬と一緒に飲んでもいいでしょう。

気が弱くうつっぽい人、冷える人には元気にして寝つきをよくするシベリア人参がいいでしょう。

眠れない時は自律訓練法をお勧めします。(イラスト参照)

大体すぐ眠れます。img176

1:布団の中で両手の手のひらを上向きにして足は肩幅に開き、全身の力を抜きます。目をつぶって

2:右手に意識を集中して「右手がだんだん温かくなる、温かくなる、温かくなる、」と頭の中で唱えます。

3:左手に意識を集中して「左手がだんだん温かくなる、温かくなる、温かくなる、」と頭の中で唱えます。

4:両手に意識を集中して「両手がだんだん温かくなる、温かくなる、温かくなる、」と頭の中で唱えます。

5:右手に意識を集中して「右手がだんだん重くなる、重くなる、重くなる、」と頭の中で唱えます。

6: 左手に意識を集中して「左手がだんだん重くなる、重くなる、重くなる、」と頭の中で唱えます。

7;両手に意識を集中して「両手がだんだん重くなる、重くなる、重くなる、」と頭の中で唱えます。

8:眠れなかったら以上を繰り返します。

2、3回繰り返すうちに大抵は眠れます。

痒くてねむれなかったら、お気に入りのかゆみ止めを塗りましょう。

新発売の瑞花露(すいかろ)スプレーはミストでかゆみ、保湿によい生薬やアロマが入っていて清涼感があり、ほっとしますので、枕元において気になったらかけてもいいでしょう。

●精神安定のある食べ物

蓮の実、なつめ、玄米、青梗菜、ユリ根、りゅうがん、あさり、あんきも、いわし、かき、しじみ、ジャスミン茶、緑茶

実を甘く煮た蓮の実の甘納豆はさっぱりしておいしいものです。

りゅうがんは龍眼と書き、ライチに似た果物です。粉末が龍眼茶として売られています。

百合根の粉末が百潤露(ひゃくじゅんろ)として販売されています。どちらも甘くておいしく、心も肌も潤します。

●ナツメを使ったこころのほっとする薬膳

中国では「開口笑(かいこうしょう)」というお菓子です。笑った口のように見えます。

「笑う門には福来たる」笑うことは病気を早く治します。とても簡単でおいしい薬膳スイーツです。是非作って見て下さい。

【材料】(4人分)

●         蜜なつめ(甘く煮たなつめ)   20個開口笑

●         白玉粉               40g

●         松の実               20個

【作り方】

1.   松の実はフライパンできつね色になるまで炒める。

2.   白玉粉に水を入れ耳たぶほどの硬さに練り、20等分にする。

3.   2の白玉粉で1の松の実を包む。

4.   筒状の蜜なつめの一片を縦に切って開き、2を包む。

5.   包んだ蜜なつめを10分ほど蒸す。

* 出来たてでも、冷やして食べても美味しいです *