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暑さでアトピー悪化

2008年05月17日


なぜアトピーは暑さで悪化するのでしょう?


蒸し暑い日が続いているこの時期、アトピーが悪化し、せっかく良くなってきていたのに…とがっかりしてしまう方も多いです。赤い、ジュクジュク、かさぶた、水疱、かゆみがはげしいなどの症状に悩まされます。なぜこの時期は悪化してしまうのでしょうか?

中医学的には身体に熱や湿(余分な水分や汚れたもの)が溜まりやすくなるためと考えられます。蒸し暑いこの気候や、暑いために冷たい物をガブガブ飲んだり、冷たい食べ物を好むようになることが原因します。冷たい物は胃腸の働きを弱め、食前に多量の水分を摂る事は胃液を薄め、消化を悪くしてしまいます。このように胃腸の働きが悪くなると、消化・排泄が上手くいかなくなり、湿が溜まりやすくなるのです。

これを予防するには、冷たい物(飲み物、食べ物・生物)・消化が悪く身体に汚れたもの(湿)をため易い物(肉・卵・うなぎ・乳製品・甘いもの・油・添加物)・熱をためやすいもの(刺激物・アルコール・コーヒー)を摂り過ぎないように気をつけることが大切です。

また、熱や湿の排泄を手伝ってくれる旬の野菜をしっかり摂り、和食中心の食事をこころがけましょう。水分はちょこちょこと少しずつ摂り、食べすぎに気をつけ、良く噛む事が大切です。
そして、身体をよく動かし、汗で汚い湿気を追い出すことも大切です。


スベリヒユ


漢方薬としては湿熱を取るものや胃腸の働きをよくするものを重点的に飲みます。また松葉ぼたんの仲間のスベリヒユはこの湿気を取ってかゆみ、美肌、胃腸によく、漢方薬と併用すると効果的です。

アトピーが良くなったらスベリヒユだけでも飲んでいますと、肌がつるつるし、再発を防ぐことも出来ます。スベリヒユはおひたしにしてもいいし、万里の長城に行ったとき、ふもとの田舎のレストランで炒めて生姜のおろしたのを上にのせて出していましたが、とてもおいしくいただきました。(写真)また五行草茶として粉末で売られています。
このページも参考にご覧ください。

スベリヒユを粉末化した五行草茶

スベリヒユを粉末化した五行草茶

スベリヒユの炒め物。おひたしにしてもよい

スベリヒユの炒め物。おひたしにしてもよい


蒸し暑い事によりダニやカビが繁殖しやすい環境になることも影響します。
換気をこまめに行い、特に水場や寝具には注意して清潔に保つよう気をつけましょう。

この時期は汗もかきやすくなりますので、敏感な肌にはこれも刺激となってしまいます。汗はこまめに流し、外出時は抗菌作用のある青森ヒバオイルを入れたジネンミストで洗浄し肌を清潔に保つことが大切です。

アトピーは季節の影響を受けやすく辛いものです。
ですが夜は早く寝る、前向きの気持ちなど生活管理(養生法)をしっかり気をつけて、アトピーと穏やかに付き合っていけばきっと辛い時期を乗り越えられますよ。

文責 薬剤師 石原 圭喜(たまき)

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