HOME > アトピー性皮膚炎について集中講義をしていただきました
2009年06月12日
先日、中医師、医学博士の楊達(ようたつ)先生をウエマツ薬局に招き、アトピー性皮膚炎の皮膚鑑別や漢方薬について集中講義をしていただきました。
楊達先生は「誰も書かなかった アトピー性皮膚炎の正体と根治法」の著者のお一人です。雲南省のご出身で、雲南中医学院医学部卒業、皮膚科を専攻、埼玉医科大学皮膚科教室留学、医学博士号を取得。中医学と西洋医学双方の皮膚科を専攻した中医師であり、中医学と西洋医学を結合したアトピー性皮膚炎の治療法などで全国で講義をしていらっしゃいます。
植松光子も私も以前から何度も楊先生の講義に通ったり、中国雲南省へ皮膚科研修へ行ったりと、とてもお世話になっていましたが、今回から定期的に直接薬局で講義をしていただくことになり、とてもありがたく、うれしく思っています。
皮膚は、中からの慢性の炎症で、表皮のターンオーバーが早くなり、厚くなる。そして真皮の血管が拡張して浮腫を起こして腫れや浸出液を生じる。また、外からは掻く刺激により、保護の為増殖して厚くなる。
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改善には
1、外からの刺激の保護:水分、保湿、保護「スキンケア」
2、中からは血熱をとる(涼血、清熱解毒)、湿を取る(利湿)「漢方薬」
●アトピー性皮膚炎の炎症は、なぜ大量の漢方薬を使うのか。。。
ということについては、体質改善の「補う」漢方薬は、本人の弱っている所、足りない所に作用し、自らが治していく力を上げていくので、そんなに大量は必要ないが、アトピーの場合は、漢方薬で体の中から解毒していかなければならないので、大量ないと動かせない。漢方薬を飲んで、「便が少し緩くなる」「湿が乾燥してきた」など変わっていかないと、効いていることにならず、足りていない。
●アトピー性皮膚炎の改善には時間はかかるが、乾燥肌ではなく、美肌までしっかり治していかなければ、容易に再発しやすい。逆に美肌までもってこられれば、再発しにくい丈夫な肌になる。
それには、「漢方」「食事」「スキンケア」の3本柱が必要。
●具体的な皮膚鑑別
●処方変更のポイント
などなど。。
今までの皮膚相談の中で、疑問があった所が解決して、すっきりしました。またウエマツ薬局がめざしている「漢方」「食事」「スキンケア」の3本柱の重要性も、間違っていなかったと、改めて確信しました。
より多くの知恵を吸収して、アトピー性皮膚炎で悩む方を、早く楽にしてあげられるように、これからも更に勉強をし続けていきたいと思います。
ウエマツ薬局 植松未来