2015年04月20日
乳首のアトピーで人知れず悩んでいる女性に朗報です。
乳首のアトピーは漢方薬と漢方の軟膏、くっつかないガーゼでよくなります。乳首は性感も一番感じやすい場所です。
授乳で健康な皮膚の人でも破れるくらいですから、皮膚も薄く、敏感で破れやすく、アトピーの人はもっと破れやすく、痛く辛いものです。彼が出来る前に、妊娠する前に、治しておきましょう。
汁が出ているときは中医学では「湿気」がたまっている、と考えます。
赤い時は「熱」がこもっている、と考えます。ですから「湿気」と「熱」を取る「湿熱」の漢方薬を飲みます。
場所も「肝胆」の経絡と言って
頭→首→胸→乳首→わき腹→鼠蹊部→陰部の線上に
症状が出ることが多いです。
たとえば頭痛、肩こり、首のこり、乳首の炎症、乳腺炎、月経前に胸が張る、わき腹が張る、鼠蹊部や陰部にアトピーが出る、など。これらは「肝胆」の経絡の漢方薬で治ります。
「湿熱」ですので帯下(おりもの)が毎日ある、多い、黄色くて臭うなどの症状がある人もいます。
帯下が多いので陰部もかゆくて悩んでいる人もいます。
また帯下が多いと精子が弱って死んでしまう「帯下不妊」もありますので帯下も多すぎないよう漢方薬で正常にしましょう。
正常とは生理から12日目くらいからの排卵期と生理前に帯下が増え、そのほかの日はないのが普通です。
ステロイド軟膏は眠れないほどかゆいとき以外絶対に使ってはいけません。
皮膚がさらに薄くなります。ウエマツ薬局自家製軟膏は安心でアトピーによく効きます。ブラジャーなどに汁がくっつく時はくっつかないガーゼでよいのがあります。
薬剤師 国際中医師 植松光子