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喜びの声102 パティシエになりアトピーでも食べられるケーキ作りの道を選びました!

2014年06月10日

喜びの声102!! パティシエになりアトピーでも食べられるケーキ作りの道を選びました!

2014年5月のアトピー学校で、ご自信のアトピー体験とアトピーでも安心して食べられるお菓子を提供していただいた方から喜びの声をいただきました。

埼玉県深谷市 Y.Sさん 24歳 女性

私がウエマツ薬局を初めて訪ねたのは6年前でした。幼い頃からアトピーを持っていたのですが、そこまで深刻な症状はなく過ごしてきました。

しかし、高校を卒業して専門学校に入学した春に突然悪化し、重度の成人アトピーになってしまいました。

真っ赤に晴れ上がった肌にいくらステロイドを塗っても効かず途方に暮れている時にウエマツ薬局さんと出会いました。

葉、クローバー漢方を飲み食生活の改善、正しいスキンケアを教えていただき、ゆっくりではありますが、1年1年みるみるよくなっていき、今は完全ではありませんが悪かったあの頃が信じられない位きれいな肌になりました。

私はアトピー悪化により生活が激変しました。

食事は今まで普通に食べていたものもアトピーに悪いからやめ徹底した食事に変えました。私は、ストレスを感じると美味しい食べ物を食べたりすることで発散していたのでこれは結構辛いものでした。

ただでさえ、アトピーのせいで我慢しなければならないことがたくさんあり、日々ストレスしかないような状態でしたから、さらに好きな物までとられて辛かったです。そんな経験から、前より人の痛みや人の気持ちをよく考えるようになり将来は人の役に立てることがしたいと思うようになりました。

私はパティシエになるため専門学校に通っていたので、その頃から自分なりにアトピーでも食べられるお菓子を作ったりしていました。

ある時ウエマツ薬局で小さな女の子に出会いました。

その子はまだ小学生なのにしっかりしていて自分とアトピーの事を理解しており、「よくなるために漢方を飲むの」と言って苦い漢方を飲み、「かゆくなるから」と嫌なんて言わず食事も節制しているそうです。

私はそんな小さいのに食べたいものを我慢していることを何とかしてあげたいと思い自分にできることを考えアトピーでも安心して食べられるお菓子を作ることこそが自分に出来ることだと思いました。

アトピー持ちの子供は普通の子より親の顔色や目を気にする子が多いそうです。また親もアトピーの原因のアレルゲンに過剰に反応する方が多いそうです。その中でも食事は大きな部分を占めているのではないでしょうか?

子供は親のことを気にすることなく思いっきり食べられる、親は子供に安心して食べさせられる。そんなお菓子を作り親子を笑顔に出来たら・・

豆腐のマフィン

またお菓子には、人を幸せな気持ちにするものだと思います。確かに食べ過ぎれば良くないものですが、喜びや楽しみなど幸福感を与えてくれるものです。

毎日一生懸命治療を頑張っている人だからこそ、不安を抱えているからこそ心安らげるカフェタイムを過ごして欲しいそんな思いでお菓子を作りました。


しかし、ただ作ればいい訳じゃない美味しくなければ、よくある代用品で作った”代わりのケーキ”ではなくそれだけでしっかり美味しいものを作らなくては!

植物性だけとこだわって美味しいものを作るにはたくさんの失敗と時間がかかりましたが、ようやく完成した豆腐のマフィンです。

全植物性ですが、他のマフィンと変わらない味に作ることが出来ました。

今回、光子先生、スタッフの皆さんのおかげでこのような機会をいただき感謝しております。

よろしければたくさんの人に食べていただいて少しでも何か幸せな気持ちにさせる手助けになればいいなと思います。


お店の名前を“Petit sourire(プティ スリール)”とつけました。フランス語で“小さな笑顔”という意味です。

Petit sourireのお菓子を食べて少しでも笑顔が生まれ少しでも幸せな気分になれますように・・


先生から一言

この方は入院を勧められたほどひどい時もありました。

よくなったり、悪くなったりを繰り返し、最近はとても落ち着いてきました。


鳥,葉アトピーを乗り越え、アトピーの人のために役立つことを考え、実行していく姿は

例えようもなく、貴く見えます。

どんな経験も無駄なものはない、と言います。

人が苦しみを乗り越えて行くとき、人は成長し、立派になります。

人生において苦しい時があっても「、自分はアトピーのあんな辛い思いも乗り越えてきたんだ」と思うと

ファイトが湧き、その新たな苦しみも乗り越えていくことができるでしょう。

私はそんな人たちが大好きです。

そんな人たちを心から応援しています。

植松 光子

ウエマツ先生の本プレゼント