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2013年12月27日
~思うように妊娠できない方へ~
漢方薬での不妊治療はお客様一人一人の体質や状態にあわせて体調を整え、妊娠しやすいからだ作りをお手伝いさせていただくものです。
女性が妊娠し、無事出産するまでには、様々な複雑な機能が総動員してやっと成立します。
年齢が若いころは、“できちゃった”と、いう位簡単に見えるのですが、時間とともに仕事のストレス、疲労、病気などが大きく影響してだんだん簡単なことではなくなってくるのです。
来店される方は、「何故だか思うように妊娠しないから、漢方薬でも試してみようか。」と、気楽に考えている方から、病院へ通って人工授精や体外受精をくりかえされている方、高年齢等で卵がなかなか育たない為に採卵が出来ない方、ご主人の協力が得られずタイミングも採精もして貰えない方、流産を繰り返された方など様々で、深刻さも事情もそれぞれ違います。
私は不妊で悩んでいるお客様に、どのような検査を受けていらしたのか、その結果がどの様な意味を持つのか、あるいは検査結果について、過剰に悪く受け取りすぎていないかどうかをお聞きし、また、現在受けている治療のメリットや目的などについても、丁寧にお話しさせていただきたいと思っています。
そしてお客様の辛い気持ちや、様々な混乱した思いも話していただける雰囲気をつくっていきたいと思っています。
そうすることで、お客様の不安とストレスを少しでも減らすことができれば、気分も体調も良くなりますし、自信を持って治療に臨んでいただくことができると思うからです。
めざましい医療の進歩のおかげで、かなりのトラブルをカバーしてもらえるようになって参りました。
ですが、たとえ高度医療をもってしても受精卵を赤ちゃんへと育てあげるのは、私たち女性の体です。
どんなチャンスもしっかりキャッチできるように、元気な子宮や卵巣、卵管へと整えておきましょう。
もちろんタイミング法に挑戦中の方、これから結婚したときのために体を整えておきたい方等、みなさんそれぞれ状況は違いますが、もともと持っている力が発揮できるようにしていく漢方薬はどなたにもお薦めです。
私は学生時代に漢方薬に出会い、元気になれて、何か所もの不調が一緒に良くなる所に惹かれて漢方を初め、20年以上の付き合いになります。
私自身も生理痛、排卵痛、PMS、アトピー性皮膚炎の様な皮膚炎がひどかったり、なかなか妊娠も出来ませんでしたし、妊娠したらつわりがひどくて長くて・・・出産するまで続きました。いままで何とか無事にやってこられたのは漢方薬のお蔭です。
皆さんの元気なからだ作りを通して、妊娠、出産へのお手伝いをさせていただければ嬉しいです。
漢方は数千年の歴史がある上に、今も進歩していますので勉強することはまだまだ沢山あります。あいまに漢方の勉強会や不妊カウンセラー養成講座にも参加し、新しい情報も皆さんにお届けできるように努力して行きたいと思っています。
薬剤師 国際中医師 掛上敦子