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その他 :頭の打撲

2013年10月09日

頭の打撲~頭蓋内の出血、時間かけ注意を~

転倒高い場所から落ちたり、転んだりして、頭を打つことがあります。大した症状がなくても、頭という場所だけに心配です。何に気をつけたらいいのでしょうか。

最も心配されるのは、頭の内部に出血が起きる「外傷性頭蓋内出血」。出血が多いと脳が圧迫され、命にかかわります。この兆候を見逃さないことが何より大切になります。

頭にできたたんこぶが目立たなくても、出血が起きていることはある。頭全体が痛むような頭痛吐き気、嘔吐、ぴくぴくと引きつけが起きるようなけいれんなどがないか、注意すべきです。発熱もあります。37度台の微熱が続くことが多く、熱が高くないからといって軽く考えないほうがよいです。

こうした症状は、必ずしもすぐに起きるわけではありません。血液が頭蓋骨内にたまるまでに、ある程度時間がかかります。頭を打った後、大人では24時間ほど、子どもでは48時間ほどは注意深く様子をみたほうがいい子どもは頭の骨が柔らかく、出血による脳の圧迫が起きにくいため、症状が出るまでに時間がかかることが多いのです。

このため、入院して1~2日は様子をみるのが一般的。出血が止まり、症状が出なければそのまま帰宅できますが、症状が出るようならば頭蓋内の血液を吸い出すなどの手術が必要になります。出血しているかどうかはⅩ線では分からず、CTやMRIなどの画像で確認します。

頭蓋内出血が起きなくても、頭を打った衝撃で、頭の骨と首の骨のつなぎ目にあたる部分にひびが入ることもあります。首の後ろが傷まないか気をつけた方がいいでしょう。

スポーツ中も要注意。特に、激しい衝突があるラグビーやサッカーなど。滑って雪面に頭を打つこともあるスキーやスノーボードなども注意が必要です。

ボーっとしていたり、体の動作がのろくなっていたりしたら、受診を考えたほうがよい。試合の記憶がないなど、頭を打つ直前に何をしていたのか覚えていない場合も要注意です。

しばらくたってから、性格が怒りっぽくなったり、記憶力や注意力が落ちたりすることに気づくこともあります。脳に損傷が残ったことによって起きる「高次脳機能障害」で、時間がたつと画像でも分かりづらく、「異常なし」と診断されることもあります。リハビリを経て職場復帰する人も少なくない。なるべく早く、周囲が気付いてあげることが大切です。

サッカー~頭の打撲、大丈夫?~

1、頭全体が痛むような頭痛がある。    2、吐き気がある。

3、嘔吐している。     4、けいれんがある。

5、微熱が続いている。  6、ボーっとしている。

7、どうさがのろい。     8、頭を打ったときに意識を失った。

9、首の後ろが痛い。

* 診断 *

①~⑤では、頭痛内出血の恐れがあり、すばやく受診しましょう。頭を打った直後は、普段と変わりないように見えても、後からこうした症状が出てくることもあり、油断せずに観察することが大切です。数日過ぎても、こうした症状がなく普通の状態ならば、受診は考えなくても大丈夫でしょう。⑥~⑧はスポーツなどで脳振盪がおきた後に、良くみられる症状です。⑨は頭を打った衝撃で、頭の骨と首の骨のつなぎ目にひびが入っている可能性もあり、受診してください。

(2013年、朝日新聞より)  記 堤真理