川越市 市民フォーラム 川越市薬剤師会主催の講演会で「美肌を作る薬膳と食養生」を植松 光子が講演しました。
川越プリンスホテルで満員の300人の聴衆でした。大勢集まるかどうか心配しましたが、早くから集まっていただき、ほっとしました。
川越市長の挨拶の後、植松が講演しました。

ウエマツ薬局ではアトピーやニキビの方の症状がよくなるだけでなく、全身の肌がつやつやしてきて女優さんのように綺麗になる方が少なくありません。その秘訣をお話しました。
肌を作るのは内臓を丈夫にする事が大事、肝臓、心臓、肺、胃腸、ホルモンによい漢方の話と、特に木で例えれば根っこは栄養を吸収するので根を丈夫にすることが大事、内臓なら胃腸を丈夫にし、食べるものが大事です。
これから暑い季節、冷たいものは胃腸を冷やし、内臓は37度で酵素が働くので、冷えた胃腸を温めるために体のエネルギーが使われ、夏バテの原因にもなり、肌も弱くする。
冷たい物は喉で温めて飲むとよい。

温かい汁物や野菜スープが命を作る。食べる順番が大事。汁物→野菜2皿→肉、魚、最後にご飯という順番にすると血管の糖化を防ぎ、動脈硬化を予防するのでシミにも効果がある。最初に野菜の繊維が腸に入るので便秘やニキビの改善にも役立つ、というような話をしました。
漢方の話を始めて聞く方も多く、喜ばれたようです。
ホルモンの働きをよくして、女性の肌を美しくする婦宝当帰膠の話もしました。
次に、城西大学薬学部長 教授杉林堅二先生が「最新コスメ事情」と題して日焼け止めはSPF40なら800分有効なので一日何回も塗り直さなくてもよい、という話や保存剤が入っていない手作りの化粧水は半年経った豆腐と同じ、黴菌だらけなので危険、むしろパラペンが入った物のほうが安全だという、即役に立つ話を楽しく話してくださいました。
講演までパワーポイントで資料を作り何度も練り直し、緊張で声も出なくなりましたが、講演を聞いた方が漢方の世界は素晴らしい、と感激して下さったり、さっそく野菜スープを作るようになり、おなかの脂肪が取れたと喜んでくださり、苦労したかいがあったと嬉しく思いました。
今後当日の話を少しずつ詳しく述べていく予定です。
乞うご期待! 2012年6月20日