Archive for 4月, 2012

常に最新の情報を取り入れて進化する漢方相談

金曜日, 4月 27th, 2012

「脳が排卵促進」解明 不妊治療に応用期待

卵巣にある「卵胞」から出る女性ホルモンが、脳神経にある遺伝子のタンパク質を変化させて排卵を促している仕組みを、名古屋大の束村浩子准教授(神経内分泌学)らの研究グループがマウスを使った実験で明らかにし、米科学アカデミー紀要電子版に9日発表した。

卵胞が発達しても排卵が起きない「多のう胞性卵巣症候群」は不妊症の主な疾病の一つとされ、排卵を促すホルモン剤などで治療されているが、効かなくなる場合があるという。束村准教授は「脳神経を狙ってホルモンを調節する事で、人の不妊や家畜の繁殖障害を根本的に治療する技術につながる」と話している。〔4月10日共同通信〕

 パンダ

犬猫の漢方 :愛犬の腫瘍 その1

水曜日, 4月 18th, 2012

愛犬の腫瘍  その1

可愛い一匹の犬を胸に抱いて「犬が癌性の胸水で余命1カ月なのでなんとかしたい」と東大病院の帰りだという男性が来店されたことがあります。

子供がいないので子供と同じくらい大事だという言葉に胸を打たれ、なんとか治ってほしいと願いながら、犬にも飲める味の漢方薬をさしあげました。

ロシアではがん予防に多くの国民が飲んでいるものです。

そうしましたら、何と一か月でがん細胞が消えてしまい、嘘のように元気になったのです。

驚いた東大病院の医師からこの漢方薬について問い合わせがあり、資料をお送りしました。

5kgくらいの犬でしたので、一日2袋位を目安に水か餌にとかして飲ませてもらいました。

この漢方薬は利尿作用があるので身体の溜まった水をよくさばきます。また固いものを柔かくする作用と抗腫瘍作用もあり、しかも味が淡いので飲みやすく、卵巣の腫れや多囊胞性卵巣にも応用できるのだと思います。

父が肝臓癌で腹水がたまってきたときにもよく効きました。利尿剤は尿は出るのですが腹水の水は減りません。

この漢方薬を飲むと腹水がスーッと引きます。また痰のからむひどい咳にも咳止めと併用でよく効きました。

犬

<不妊・妊娠力アップの豆知識 その4>

水曜日, 4月 11th, 2012

        その4             卵子と精子の待ち合わせの話

 

 卵管膨大部で待ち合わせた卵子と精子ですが、排卵された卵子が受精できるのは約半日~1日、精子の方は約2日前後と断然精子の方が長生きです。

ですから排卵予定日の少し前より、2日に一度ずつ夫婦生活を持ち、精子には常にスタンバイしていてもらうようにすると、チャンスを捕まえやすくなるのです。

 また、ご主人の仕事や体調のために、排卵予定日に夫婦生活が持てないと悩んでいらっしゃる方も大勢います。

そのような場合も、少し遅い体温が上がり始めの頃でも良いので、「一応押さえておこう。」位の、軽い気持ちで夫婦生活を持っておくことをお勧めします。

基礎体温と実際の排卵が、ずれる場合もありますし、妊娠に結びつかなくてもホルモンの分泌を良くしてくれる効果があるからです。

 

img_127_1_1