天職だと認識したのは40歳を過ぎてから
インターネットのお仕事人辞典「キャリナビ」は若者の視点で伝えるオンリーワンな生き方辞典です。
ここから植松光子が<輝いている女性>として取材を受けました。
記事「天職だと認識したのは40歳を過ぎてから」
貧乏だったからこそハングリー精神でがんばり、家族を大事に子供の成長に合わせて仕事をしながら天職と認識する中医学に出会うまでを上手にまとめてくださっています。
「キャリナビ」 http://carinavi.org/ja/
記事「天職だと認識したのは40歳を過ぎてから」
貧乏だったからこそハングリー精神でがんばり、家族を大事に子供の成長に合わせて仕事をしながら天職と認識する中医学に出会うまでを上手にまとめてくださっています。
「キャリナビ」 http://carinavi.org/ja/
漢方薬服用後、2ヶ月で妊娠された方が、火曜日にご来店されました。しばらくつわりがひどく、辛かったのでなかなか外出できなかったそうです。
妊娠後、2,3Kgしか増えていないのに、こんな体重の人はうちでは初めてだ、ハイリスクだから転院してくれと通っている産婦人科で言われたそうです。
2,3Kgなんて、たいしたことないのに…と私も思いましたが、よく聞くと、もともと体重が多く、血圧120〜130や尿タンパク±など少し問題があることが分かりました。まだ6ヶ月で、これからまだまだ増えていくので、出産時さらに血圧があがることも懸念されました。
そこで、赤ちゃんに影響しないように、母体の脂肪は減らすような食事指導をしました。
このまま順調に育ってほしいです。何かあればいつでも相談に乗りますから、がんばってくださいね。
ウエマツ薬局 植松未来
●生殖医療の基礎知識 「不妊と子宮筋腫-そのすべてを学ぶ」
聖路加国際病院 女性総合診療部 佐藤 孝道先生
●明日の生殖医療を学ぶ「卵管鏡下卵管形成術 一般不妊治療の最先端」
水戸赤十字病院 板垣 智昭先生
●ランチョンセミナー 「子宮内膜症の新しい薬物療法と治療指針」
東京大学医学部産科婦人科学教室 百枝 幹雄先生
●明日の生殖医療を学ぶ 「染色体異常は珍しくない-不妊における意義」
永井クリニック 遺伝カウンセラー 笠島 道子 先生
子宮内膜症については板垣先生、百枝先生が講義されました。板垣先生は、腹腔鏡下で、癒着している部分をはがし、卵管鏡下で卵管内の癒着をとるなど、映像を見ながら詳しく説明されました。百枝先生は、薬物治療について治療から再発予防について説明されました。
筋腫も子宮内膜症も、手術をしてもいずれは再発しやすいということで、それに対し、漢方薬での体質改善が有効なのではと感じました。
盛りだくさんの二日間で、頭も満タンの状態でしたが、不妊に対しては様々な要因があり、また様々な関わり方があるということを学びました。日々進む最先端医療を学び、その上で、漢方の役割を考え、また相談者としての関わり方を考え、相乗効果があげられるよう、これからも磨いていきたいと思います。
ウエマツ薬局 植松未来
6/6(土),7(日)虎ノ門のニッショーホールにて,、第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加してきました。
生殖医療の最先端の講義を聴けるのでわくわくしながら、少し緊張しながら会場へ向かうと、途中で、以前の勤務先「イスクラ薬局原宿店(現・六本木店)」の同僚とばったり!そういえば彼女も不妊カウンセリング学会に入って勉強しているって言っていたわ。仲間に会い、ほっとしながら会場へ向かうと、そこでもよく知っている薬局の先生方のお顔が見え、さすが皆、勉強熱心だわ!と感心しながら、私もしっかり学ばないとと気を引き締めて始まるのを待ちました。
●生殖医療の基礎知識 「妊娠経過に注目する-高齢妊娠」
大阪大学大学医学系研究科 保健学専攻生命育成看護科学講座 大橋 一友先生
●カウンセリングとケアの基礎 「おなかの小さな生命と向き合うということ」
横浜 池川クリニック 池川 明先生
●カウンセリングとケアの基礎 「不妊カウンセリングに求められているもの<Ⅲ-3> 〜医療者-夫、家族とのコミュニケーション〜」
東京メンタルヘルスケア・アカデミー認定心理カウンセラー 赤城 恵子先生
●明日の生殖医療を学ぶ 「受精卵取違い事故から学ぶ」
シンポジスト 蔵本ウイメンズクリニック 福田貴美子先生、
浅田レディースクリニック 福永憲隆先生、
横浜市立大学附属病院 医療安全管理学 橋本 廸生先生
高度生殖医療での指標となる、ホルモン値や妊娠率、不妊因子など具体的に学びました。また高齢化で生じる妊娠リスクについても詳しく聴くことが出来ました。
しかし、一番心に響いたのは、池川クリニック 池川 明先生の「自然な流産」についてのお話でした。
池川先生は産婦人科医ですが、体内記憶の研究者でもあり、生まれなかった命にもすべて意味があると考えています。実際の流産経験者の患者さんが体験を話すVTRをみました。
妊娠陽性反応後、心音が止まり、そのあとどうするか先生と患者さんと話し合い、手術ではなく、自然流産を待ちます。
ある患者さんは「いいお産だった」と流産のことを、そう話しました。心音が止まって、まだお腹にある時、2歳のお兄ちゃんはじっとお腹を見つめ、そのあと、「お腹の赤ちゃんがありがとうって言っているよ」とお母さんに伝えたそうです。数日後、夜中に自然に袋に包まれて出てきてくれ、家族で数時間対面できたそうです。
他の患者さんは、自然に流産をむかえる期間に、心の準備もでき、気持ちも落ち着き、しっかりと流産・死産した赤ちゃんからメッセージを受け取ることもできたそうです。
高度医療では「妊娠判定で、ホルモン値は足りていない。」とか、「受精後分割したのが何個で。。。」という受精卵を「モノ」のように扱う傾向にあると違和感を感じていましたが、私も相談の中で、そうとらえることに、だんだん慣れてきてしまっていることを、とても反省しました。
流産を繰り返したり、不妊期間が長いと、妊娠しても不安をかかえたまま過ごすことが多くなります。
不安を抱えたお母さんの体の中で、小さな赤ちゃんはそのストレスを一緒に受けて育ちます。
するとホルモン値の変動が起こり、早産や流産のリスクが高くなります。
不妊相談にくる方の妊娠後の心のケアも、微力ながら、私に出来ることなのではと思いました。抱えている不安感を、すこしでも和らげることが出来たら、流産のリスクも減り、いい妊娠期といい出産につながり、お腹の赤ちゃんも気持ちもおだやかに安心して成長できるかなと思いました。
ウエマツ薬局 植松未来
先日、中医師、医学博士の楊達(ようたつ)先生をウエマツ薬局に招き、アトピー性皮膚炎の皮膚鑑別や漢方薬について集中講義をしていただきました。
楊達先生は「誰も書かなかった アトピー性皮膚炎の正体と根治法」の著者のお一人です。雲南省のご出身で、雲南中医学院医学部卒業、皮膚科を専攻、埼玉医科大学皮膚科教室留学、医学博士号を取得。中医学と西洋医学双方の皮膚科を専攻した中医師であり、中医学と西洋医学を結合したアトピー性皮膚炎の治療法などで全国で講義をしていらっしゃいます。
植松光子も私も以前から何度も楊先生の講義に通ったり、中国雲南省へ皮膚科研修へ行ったりと、とてもお世話になっていましたが、今回から定期的に直接薬局で講義をしていただくことになり、とてもありがたく、うれしく思っています。
皮膚は、中からの慢性の炎症で、表皮のターンオーバーが早くなり、厚くなる。そして真皮の血管が拡張して浮腫を起こして腫れや浸出液を生じる。また、外からは掻く刺激により、保護の為増殖して厚くなる。
↓
改善には
1、外からの刺激の保護:水分、保湿、保護「スキンケア」
2、中からは血熱をとる(涼血、清熱解毒)、湿を取る(利湿)「漢方薬」
●アトピー性皮膚炎の炎症は、なぜ大量の漢方薬を使うのか。。。
ということについては、体質改善の「補う」漢方薬は、本人の弱っている所、足りない所に作用し、自らが治していく力を上げていくので、そんなに大量は必要ないが、アトピーの場合は、漢方薬で体の中から解毒していかなければならないので、大量ないと動かせない。漢方薬を飲んで、「便が少し緩くなる」「湿が乾燥してきた」など変わっていかないと、効いていることにならず、足りていない。
●アトピー性皮膚炎の改善には時間はかかるが、乾燥肌ではなく、美肌までしっかり治していかなければ、容易に再発しやすい。逆に美肌までもってこられれば、再発しにくい丈夫な肌になる。
それには、「漢方」「食事」「スキンケア」の3本柱が必要。
●具体的な皮膚鑑別
●処方変更のポイント
などなど。。
今までの皮膚相談の中で、疑問があった所が解決して、すっきりしました。またウエマツ薬局がめざしている「漢方」「食事」「スキンケア」の3本柱の重要性も、間違っていなかったと、改めて確信しました。
より多くの知恵を吸収して、アトピー性皮膚炎で悩む方を、早く楽にしてあげられるように、これからも更に勉強をし続けていきたいと思います。
ウエマツ薬局 植松未来
薬局では、その方の体質に合った食養生や、季節に合わせた食養生のお話をお伝えしています。
その一環として、季節に合った薬膳スイーツの試食をサービスでしています。
今月は、急に暑い日が多くなったということで、暑さを取り、肌を潤すスイーツをお出ししています。
「白キクラゲと枸杞の実の寒天ゼリー」
白キクラゲには、肌を潤す働きがあり美肌を目指す女性にはうれしい食材です。乾物なので戻してから使います。味は淡味で、こりっとした歯ごたえなので、スープやサラダにもよく使います。乾燥肌、アトピー、シワの多い肌、咽が渇いて空咳が出やすい方におすすめです。
枸杞の実(くこのみ)は「肝」「腎」を補う働きがあるため、アンチエイジング作用が期待でき、目を養う働きもあります。漢方薬でもあり、老化による目の諸症状に使う「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」に入っています。また以前中医学を教えていただいた中医師からは「不妊には1日30粒食す」ということも聞いたことがあります。
肌を潤し、いつまでも若くいられる薬膳スイーツです。
植松未来