Archive for 1月, 2009

不妊症 :睡眠時間と不妊

水曜日, 1月 14th, 2009

睡眠時間と不妊症との関係は?


漢方相談の際に、よく「何時に寝ますか?」とお聞きします。

じつは不妊解消を目指すために、「何時間寝るか」ではなく、この「何時に寝るか」というのがとても重要なポイントになります。

人は太陽の昇降に合わせて生活するのが、自然な生活のリズムです。しかし、忙しい現代人は、終電で帰り夜中に夕食、朝は早く起きて出勤という方も多いのが現実です。夜パソコンに向かっていると、ついつい時間が経ってしまうということもあります。そのため睡眠不足の方や、寝る時間が遅くなる傾向にあります。


夜は、体を修復し、養い、パワーアップさせる大事な時間


でも夜は、内蔵や細胞などにとって、とても大事な時間なのです。「黄帝内経」という2000年以上前の中国最古の医学書にも睡眠の重要性について書かれています。中医学でいうと、夜は「陰(いん)」の時間といい、体を潤し、成長し、回復する時間です。この時間帯に寝ていない、または睡眠が浅いなど「熟睡していない」と、体のバランスが崩れ、ホルモンバランスが悪くなったり、内蔵機能が落ちたりしていきます。

店頭では「11時に寝ること」をオススメしています。

これはホルモンを活発にし、さらに漢方薬の効果も上げる「無料」の方法です。生活リズムを変えることは決して簡単なことではありません。でも、毎日の悪い睡眠の積み重ねが、少しずつ体を弱めているならやはり修正した方が良いのでは?

原因が無いのに、妊娠しないという「プチ不妊」の方にもきっといいのではないかなと思います。


ウエマツ薬局  植松未来

喜びの声28 アトピーがよくなったら潰瘍性大腸炎も良くなりました

木曜日, 1月 8th, 2009

アトピーがよくなったら潰瘍性大腸炎もよくなり、今幸せです


◆住所:板橋区 ◆年令 29歳 ◆女性 ◆Aさん


◆今迄の経緯は?

子供の頃からアトピーでしたが、深刻な状況はありませんでした。平成19年9月頃から腸の調子がおかしくなり、血便が出るようになりました。今考えると、その頃から肌の調子も悪くなり、ガサガサで粉をふくようになりました。乾燥のせいだと思っていました。時々皮膚科でもらったステロイドを飲み薬で抑えてきました。腸も原因がわからずどんどんひどくなり、検査を受けてようやく潰瘍性大腸炎とわかりました。病院でもらった薬を飲んで少しづつ腸の調子は良くなりましたが平成20年2月頃ハワイ旅行から帰ってきたら顔が真っ赤にはれて、熱が37度以上ある状態になり、内科に行ったら、ステロイドの内服薬をもらいました。それを飲んだらみるみる赤みはおさまりましたが飲むのをやめたらまた出てきました。

◆ウエマツ薬局をお知りになったのは?

その頃からネットで色々調べるようになり、ステロイドに頼りたくないと思うようになりました。肌と腸、どちらもわかってくれて指導してくれる病院はないものかと思い、ウエマツ薬局に行ってみようと思いました。

◆今の状況は?

ウエマツ薬局に行き始めて1ヵ月間くらいはステロイドもやめてしまっていたので、みるみる全身に赤みが広がり真っ赤で痒みもひどく、汁が出たり皮がボロボロむけたり、夜も眠れませんでした。辛くて泣くこともしばしばありました。漢方薬(煎じ薬)を続けながらステロイドを塗ることを先生にすすめられ、そうすることにしました。平成20年9月中頃にはほとんどステロイドを塗らないでもすむ状態になりました。腸の方もすっかりよくなり、快調で血便も出ません。

◆悩んでいる方にひとこと!

私は仕事をしていて、ひどい状態のときはマスクとめがねで会社に通ってました。トイレに行くと皮膚がボロボロ落ち、仕事中も耳や首からフケのようなものが落ちて本当に辛かったです。漢方薬を飲んでいたおかげで、ステロイドを久しぶりに塗ってみたとき、3日くらいでびっくりするくらい良く効きました。そのおかげで会社も続けられたし、ここまで早く回復できたんだと思います。厳しい食事制限をしたりして生理不順になったりしたけど、体の変化には必ず理由があるんだと知ることが出来ました。先生を信じて努力すれば必ず良くなりますよ!
(2008年9月26日)

掛かった漢方薬代金 1か月約30000円
喜びの声を書くまでの日数  6か月

※体験談はあくまで購入者様個人の感想です。保証する効果・効能ではありません。
また、個人差もありますので、ご注意ください。

◆植松先生からのコメント

アトピーと潰瘍性大腸炎は西洋医学では全く異なる病気です。しかし中医学では症状によって同じと考えることもできます。

アトピーの赤みと大腸の炎症は「熱」と考えます。
アトピーの腫れやじくじくは汚い水分である「湿」ととらえ、汚い下痢も「湿」と考えます。
したがってどちらも「湿」と「熱」が絡み合った病気です。

煎じ薬の処方や痒み、赤みをとる漢方エキス剤などと組み合わせて見事にアトピーと潰瘍性大腸炎が良くなった例です。

このような現象を「異病同治」(いびょうどうじ)といいます。

特に潰瘍性大腸炎は自律神経が関係した難しい病気です。
しかし中医学ではこのようによくなることも多いので、諦めないで希望を持っていただければ幸いです。