肌を潤し細胞を潤すトマトを使った「トマトうどん」
たっぷり野菜が入り、おいしい一品料理です。毎週月曜日夕刊に薬膳レシピが載り、来年には本になるそうです。
薬膳的夜食術 食べながら水分補給 2008年(平成20年)8月11日 月曜日 朝日新聞 (タ刊)
北京五輪が始まりました。北京で夏によく食べるといわれているのが、この一品。夏は汗をかいて水分が失われますが、飲み物で潤すだけですと胃液が薄くなり、食欲が次第に落ちます。うどん、トマト、豚の赤身、卵はほてった体を潤す働きがあります。トマトをたっぷり使うのがコツです。
日本中医食養学会 植松光子
8月のポイント食材
トマト(体を潤す)
トマトうどん
【材料】(2人分)
うどん(乾燥)…100㌘ トマト(中〜大)…4個
豚もも肉(薄切り)…50㌘ ピーマン…1個
卵…2個 八角…1個(またはショウガ1かけ)
【作り方】
①トマトは皮ごと八つ切りにし、汁を取っておく。うどんは硬めにゆでて、皿に盛り付けておく。
②卵をほぐして塩、コショウをする。中華鍋を熱して油(分量外)を敷き、卵を軽く炒めて皿に取る・
③皿に中華鍋を熱し、八角を入れ、豚肉とピーマンを加えて炒め、最後にトマトを汁ごと入れる。
④火が通ったら、強めに塩、コショウをして、炒めた卵を鍋に戻し、うどんにかける。