Archive for the ‘アトピーと赤ちゃん’ Category

乳液でアトピー発症を抑えよう

火曜日, 5月 20th, 2014

生まれた直後から乳液の保湿でアトピー発症を減らそう。

「赤ちゃんが生まれた直後から皮膚の保湿を続けると、アトピー性皮膚炎になるリスクを約3割下げられる。」と国立成育医療研究センターなどが研究結果をまとめました。アトピーは乾燥などで皮膚の防御機能が乱れると発症すると考えられています。

親か兄姉がアトピー性皮膚炎と診断されている赤ちゃん、116人を対象に調べた結果です。1日1回以上、皮膚の乾燥している部分だけにワセリンを塗るグループと全身に乳液状の保湿剤を塗るグループに分け、32週間後のアトピー発症率を比べました。ワセリンを塗った子は58%、保湿剤を塗った子の発症率は37%にとどまりました。発症の危険性を約3割下げられたといいます。

アトピーの発症はその後、食物アレルギーやぜんそくなどが次々と現れる状態のきっかけになるともいわれ、早めの予防が大切です。   以上朝日新聞5月9日記事より。

どくだみのはもものはしそのは

・・・・写真:どくだみ、もも、しその葉・・・・

ウエマツ薬局オリジナル 花しずく潤(るん)ミルキーローションには桃の葉やドクダミ、シソの葉などあせもやかゆみによい漢方生薬が一杯入っています。素材もシアバターを使い、肌によく伸びます。乳液がよい理由は水分と油分が混合していて肌によくなじむからです。

全身に良く伸びますので、お風呂上りにお母さんと赤ちゃんのお顔と全身に最適です。市販のものよりアトピーによい生薬が多いので単なる乳液より肌に良いのです。

乾燥が強い赤ちゃんにはさらに花しずく潤(るん)エッセンスがよく潤います。さらに乾燥が気になる場合は花しずく潤(るん)クリーム が大人気です。瑞花露(すいかろ)クリームも軽いかゆみに喜ばれています。

赤くなって来たり、掻き傷が出てきたら、ウエマツ薬局自家製剤の漢方の軟膏を使います

これでもかゆみがひどい時にステロイド軟膏となりますが、はじめからステロイド軟膏を使わないでまず以上の物を試してみましょう。

生まれる赤ちゃんがアトピーになるかどうか心配するお母さんが多く見受けられます。

以上の研究結果は心強い発表ですね。まずは生まれたらすぐ花しずく潤(るん)ミルキーローションを使ってみませんか?

ただし個人差があります。必ず腕の内側に塗って一晩様子を見てください。 またけっしてこすらないように、やさしく載せるように塗ってください。

文責 薬剤師 中国政府認定国際中医師 植松 光子

花しずく潤ローション 花しずく潤エッセンス花しずく潤クリーム

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花しずく潤(るん)シリーズ、くわしくはこちら→ウエマツ薬局オンラインショップ

赤ちゃんのアトピー

木曜日, 8月 4th, 2011

赤ちゃんのアトピー

こんなによくなりました。

【初診の時の写真】

赤ちゃんのかお1-1

ステロイド軟こうを皮膚科にかかって使っていてもよくならない、と来店されました。

顔は真っ赤で腫れあがり、一晩じゅう泣いている、と両親は困り切っていました。

【1週間後】の写真

赤ちゃんの顔2-1

赤みと腫れをとる漢方薬と腸をきれいにする漢方のお茶を飲んで五行草茶の粉末で湿布をしてもらったところ、どんどん赤みが引いてきました。

しかし苦いので直に飲まなくなったので飲みやすい漢方薬に変え、その後は消化を助け腸や皮膚をきれいにするものなどにしてずっとよくなっています。

【半年後の写真】

赤ちゃんのかお3-1

赤ちゃんは消化器が未熟なので食べ物でアレルギーを起こしやすく、漢方では胃腸を丈夫にして皮膚を丈夫にする、という考えが赤ちゃんのアトピーを改善する基本です。

参考;http://www.kanpo-bijin.com/?p=625

http://www.kanpo-bijin.com/?p=622

また乾燥肌をそのままにしておくと大きくなってから、アトピー症状がでます。

まめに保湿しましょう。

保湿剤としてはウエマツ薬局 オリジナルの花しずく潤(ルン)の乳液はドクダミ、桃の葉が入っていて夏のあつさやほてり、汗もにもよく、つけるとさっぱりしてしかもしっとり感が続き喜ばれています。

http://kanpo-bijin.shop-pro.jp/?mode=f6

秋、冬になり乾燥してきたら花しずく潤(るん)のクリームを重ね塗りします。

この中には中黄膏と紫雲膏の成分が入っていて赤み、かさかさの肌に気持ち良く合います。

お子さんのウンチはバナナ便?

金曜日, 4月 16th, 2010

「便」はからだの「お便り」といいます。お子さんのウンチをよく観察してください。

毎日ウンチがでないアトピーのお子さんや赤ちゃんがいます。たいてい肌は乾燥して、肌色もくすんでいます。

正常な排便は、新生児の場合、一日10回からだんだん減り、1歳を過ぎると1日3回くらいになって行きます。子供の便秘は便が腸にたまって出せないタイプが多く、いったんたまると直腸が大きくなり、便意を感じなくなり、便は硬くなります。自力では出せなくなって出血したり、痛みを感じるようになります。痛むのでさらに排便を嫌がるようになり、ひどくなり、食欲が低下し、便の材料のかすは減るのでさらに悪化します。

2歳くらいで、大人の言うことをなんでも「いや」という嫌がる時期に一気に悪化するケースもあります。「いやいやえん」という童話がありました。

毎日すっきりウンチが出てさわやかな笑顔が見られるよう、ウンチの出方に注意してください。西洋医学では毎日でなくてもすっきり出ていればよい、と言いますが、腸にたまったウンチの汚い水分は門脈をつうじて全身に回ります。東洋医学では毎日すっきり出るのが好ましい、と考えます。分量も4,5歳のお子さんならバナナ2、3本分位出るのが本当です。バナナ便は健康のバロメーターです。

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一人でトイレにいく年齢になると、親は安心してチェックしなくなります。毎日ウンチが出たか聞いてカレンダーにつけてチェックしてください。お子さんもウンチが出ることは大事なことだと理解するようになります。

食べるほうだけに気が向きがちです、が快食快眠快便は基本的な健康のバロメーターなのですから。食べたものが胃腸で消化され、かすが出ることによって丈夫な筋肉や骨や皮膚を作ります。

お通じは体の「お便り」です。

以前生まれつきウンチが数日に1回しか出ない、という赤ちゃんの相談を受けたことがありました。顔色はわるく、赤ちゃんなのに、眼の下に青黒くクマが見られ、お母さんは太って健康そうなのに、赤ちゃんはやせて標準よりずっと小さく見えました。

子供の甘い漢方薬と漢方の消化酵素を飲んでもらったところ、ウンチが毎日出始め、しばらくしていらしたときには見違えるほど顔色がよくなり、肌もつやつやしてクマもなくなり、赤ちゃんらしく太ってきてお母さんはとっても喜んでいました。

ウンチが硬くて出ないときは市販の浣腸で出始めの硬い便を出すようにします。そのあと漢方や食事、運動で改善していけばよくなり、肌も乾燥肌が少しずつよくなっていきます。また乾燥のひどい肌の赤ちゃんにはユリ根の粉末が甘くておいしく、喜びますので根気よく飲ませると乾燥肌によいでしょう。

アトピーで乾燥肌がひどく掻きむしっているのですが、絶対漢方薬を飲まないあかちゃんがいました。この赤ちゃんに漢方の生薬の入浴剤とこのユリ根の粉末を期待しないで飲ませましたらなんと掻きむしらなくなり、お母さんは大喜びでした。

食べ物ではillust770特に和食は繊維が多いので朝はご飯に味噌汁、納豆、くだものが腸の働きを助けます。味噌汁にはさつまいもやわかめ、なめこなど、納豆にはごま、おくらなどまぜる、切り干し大根、かんぴょう、ひじきの煮物、おにぎりや、干しブドウ入りさつまいもなどのおやつなどお勧めです。

子供のアトピーの特徴

火曜日, 5月 20th, 2008

子どものアトピーの特徴


子どものアトピーの特徴
1:子どもの肌は元来脂が少ないので、乾燥しやすい。
2:子どもはすぐ下痢をしたり、吐いたりと胃腸の働きは弱い。
3:したがって取った栄養が肌を潤すことが十分出来ず、肌は弱い。
4:昔は成長すれば自然に治る、と言われたが、最近は添加物、出来合いの食べ物、ストレスの増加などで免疫力が低下し、治らなくなった。
5:両親に花粉症などアレルギー体質があると発症しやすい。
6:小学校のころは一時的に軽くなるが、受験などストレスにあうと悪化しやすい。


対策


1:軟膏やスキンケアだけでは効果がでにくい。
2:ケーキ、チョコは特別の日だけ。卵、ヨーグルト、牛乳の飲みすぎはやめる。1日150ccまで。
3:食事を改善すると治りは早い。和食、ご飯中心。
4:おやつもお芋や果物など中心、お菓子はそのあと少し。
5:母乳のおかあさんの食事も同じ。おっぱいは白い血液。お母さんが食べたものがおっぱいになって出てくる。
6:漢方の内服と軟膏、かき傷が多いときは「ルミン(細胞賦活用剤)」を併用すると治りが早い。
7:漢方は粉ですのでお湯で練って赤ちゃんのほっぺたの内側に塗ってすぐおっぱいをあげる。2,3歳以上は蜂蜜やジャム、など好きなものと混ぜるとよく飲む。
8:飲めない場合はぬるま湯に溶かしてパッテイングをしてもかゆみによい。
9:鳥肌のような乾燥肌はアトピー肌で再発しやすいので、脂が出て、にきびが出来る17歳ころまで漢方薬を少しずつ続けてほうが再発を予防する。
10:食べ物アレルギーも漢方を飲んでいると次第に改善される。胃腸の粘膜を丈夫にする漢方や、ササのエキスもよい。


子供のアトピー 体験談 喜びの声


⇒子供のアトピー(お母様より) 偶然手にした一冊の本

⇒子供のアトピー(ご本人より) 漢方(激苦)を飲んだ方がいい!

赤ちゃんがアトピーにならない予防食

金曜日, 5月 16th, 2008

我が家の長女に4月1日女の子が生まれました。3535gのとても元気な赤ちゃんで、肌が母親に似ず真っ白でつやつやでした。

25時間陣痛があり、大変でしたが、お産の翌日、けろっとして起き上がってテレビを見ていたので、婦長さんがびっくりしたそうです。元気の秘密を聞かれましたが本人曰く、「体力を付ける物と、血を増やす漢方薬を飲んでいたせいかしら。」

実家に来てからは、食事はアトピーにならないよう牛乳、卵、肉のない食事を、といわれ家中協力して、毎日メニューを考えるのに大変でした。胚芽米や玄米のごはん、野菜、海草、きのこ、豆腐、豆類、魚で、家中皆たくさん食べても胃が軽く、バナナ3本分出る山吹色の快便になり、すっかり健康になってしまいました。
ちなみに肉を食べると便が黒く臭くなります。あなたはどうですか?

婿さんから「肉や卵がなくてもこんなにおいしく食べられるんですね」と言われ、すっかり気をよくしてしまいました。おっぱいがでるよう、毎食汁物、味噌汁や野菜スープを取り、おやつは柏餅やあんこもの、緑豆のぜんざいを作り、毎日忙しくたっぷり食べても私はやせました。

ちなみに私は「ばあば」とは呼ばせず「ぽぽ(伯々)」と言わせるつもりです。中国語で「おばあちゃん」という意味です。

授乳期のおかあさんのおやつ

金曜日, 5月 16th, 2008

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は赤くなったり、ぶつぶつしたりして家族は毎日やきもきします。おっぱいを飲んだとき、泣いたりすると真っ赤になってぶつぶつすることがあります。そんなときはまずおかあさんのおっぱいの「質」をよくしましょう。

赤くなるのは漢方では「熱」がこもっている、と考えます。風邪の熱とはちょっと違います。肉や揚げ物、ケーキなどクリーム類、カレー、キムチなど辛いものや、ワイン、ビールなどのお酒はどれも飲んだり、食べたりすると身体は熱くなりますね。このような状態を「熱」といいます。

お母さんがこのようなものを食べていると、血はどろどろしてきます。おっぱいは「白い血液」です。きれいな血がよいおっぱいを作ります。そのためにはご飯、できれば胚芽米、味噌汁、野菜、海草、きのこ、豆類、納豆を毎食とりましょう。まず便通がよくなるのが実感できます。バナナ3本分の黄色い便がきれいな水に浮かんでいる状態が健康な便であり、腸がきれいで健康な証拠です。あなたのお通じは大丈夫ですか?昨日召し上がったものが今日、便となって出てきます。


でもやっぱり甘いものは食べたいですよね。緑豆はもやしの原料で甘くてさっぱりした小豆の味のする豆です。緑豆ぜんざいは「熱」をとる作用と便通にもよいので、アトピーや肌があかくぶつぶつした方や、このような赤ちゃんをお持ちのお母様に最適のデザートでおやつです。毎食、一年中召し上がっている方もいます。


緑豆ぜんざい


レシピご希望のかたはメールでお送りいたします。
スキンケアーとしては目の回り専門のローションが、やわらかい赤ちゃんの肌にはやさしくかさつきを取ります。それで治らないときは漢方の軟膏や漢方の粉薬をなめさせると、多くの場合赤みは消えていきます。

赤ちゃんの体質改善

金曜日, 5月 16th, 2008

このたびアトピーの本を出版することになり、アトピーがよくなった方の取材をしました。
どの人も一様に言われたことは、「赤ちゃんのときから肌はかさかさしていてアトピーだった。あまりひどくなかったのでそのままにして過ごしてきた。しかし成人後ある日突然顔が真っ赤になって、皮膚科へ行った。処方されたステロイド軟こうを塗ると一時落ち着くがまた赤くなりこのごろでは効かなくなった」と。このような話がほとんどでした。

真っ赤になってからの苦しみは並大抵ではなかったようです。私は店の相談机でいろいろ症状をお聞きしていますが、心の奥の塗炭の苦しみまでは聞くことがなく、取材して初めてこんなに苦しんで来られたのか、と初めて判りました。

今アトピーの赤ちゃんの来店が増えています。漢方薬を飲む赤ちゃんは非常に治りが早くびっくりします。しかし苦くて飲まない赤ちゃんが多く、お母さんも私も苦労します。よくなってきたら苦くないお茶にします。いぜんHPに書いた私の孫は5歳になりましたがずっと漢方やお茶を飲んでいて、今アトピーはまったくありません。しかし子供の体質改善になる、胃腸の働きをよくする酵素食品などは飲ませています。
大人になって苦しまないためによくなっても体質改善だけは心がけていきましょう。
本は、7月15日 二見書房より出版されます。
2005.7.1


雪ノ下


葉を揉んで化膿した患部につける。てんぷらも美味しい。

赤ちゃんのアトピーを楽にする方法

金曜日, 5月 16th, 2008

タンパク質の消化能力が弱くてアレルギー反応


赤ちゃんのアトピー性皮膚炎についての相談メールが増えています。
かゆくて泣く赤ちゃんをかかえ、若いお母さんが困っている姿が目に浮かぶようです。

赤ちゃんは、食べ物によるアレルギー反応がよく出ることでわかるように、まだ消化器の働きが十分ではありません。
ですから卵や牛乳、大豆などのタンパク質が十分消化されず、それらを異物として体がキャッチすることによってアレルギー反応が起こるのです。したがって、赤ちゃんや子供のアトピー性皮膚炎の基本的な考えは、消化器の働きをよくし、消化吸収の手助けをする、ということが根本的な考えになります。元気でよく食べるからとか胃腸は丈夫だから手助けしなくてもよい、というのではなく、年齢から来る臓器の未熟さのことを言います。

1歳未満は意外と苦い漢方薬でも良く飲みます。
以前紹介しました私の孫も、4ヶ月からアトピー性皮膚炎で中国漢方を飲ませましたが口をあけて待っていました。ただ知恵がつくとてこずって難しくなります。赤ちゃんがどうしても飲まないときは、お母さんが飲んで母乳から漢方薬の成分がでる、というやりかたもありますから決してあきらめないでください。

基本的に飲ませたほうが早く効果が出る漢方を紹介しましょう。
まず1番目は、消化を手助けするもので植物性酵素食品があります。
麦芽やあずき、ふすま、さんざしなどの入った醗酵物で、飲むと胃がすっきりし、大人の食べすぎ飲みすぎにもいいです。

2番目は、赤みをとる中国漢方薬のエキスか煎じ薬です。いろいろな種類がありますから、中国漢方に詳しい専門家に詳しく症状を話したほうがよいですね。できれば写真を送るとよくわかります。

最後はかゆみによいすべりひゆです。
夏咲く松葉ぼたんのなかまの草で、東北や福島ではおひたしにして食べますが美味しいものです。戦争中は下痢止めに兵隊さんが良く食べたそうです。このすべりひゆの煎じ汁かエキスを飲みます。([子供のアトピー]参照)

飲むのがどうしてもだめだったら漢方の軟膏と保湿のクリーム、刺激の弱いボディシャンプー、入浴剤でやっていきましょう。リスブラン化粧品のノンEウオッシュ、ノンEバスソルトは敏感肌の方に喜ばれています。


アトピー性皮膚炎の再発予防のコツ!!!


アトピー性皮膚炎は赤みがとれたら治った、のではなく、元の乾燥肌を治さないとまた再発します。
赤みが取れても中国漢方を2年も3年も続けている方は、どなたもうらやましいくらい真っ白でつるつるの肌になっています。その後も瑞花露やノンEクリームで保湿を保っていると再発をふせぎます。

産後のアトピー性皮膚炎

金曜日, 5月 16th, 2008

産後はたいていは肌の赤みは減ってきます。しかし油断は大敵。肌が乾燥しやすくなります。
理由は二つ。お産に際して汗をたくさんかき、しかも出血しますから、身体は水分不足。おっぱいをやりますからさらに水分は減ります。おっぱいを出すために一杯食べなさい、と言いますが本当はたくさん飲みなさい、と言ってほしいところです。おっぱいは99%水分です。ですから経験した人は分かると思いますがとってものどが渇きます。
中国では、産後は烏骨鶏(うこっけい)を丸のまま煮てなつめを加えたスープを、お嫁さんに食べさせるそうです。烏骨鶏は肌が黒い鶏で女性にとてもよいと言われる鶏で、日本では1羽1万円くらいする高級品です。
中国では夫の実家でお産をするので、産後お姑さんがお嫁さんにこのスープを飲ませないと「けち」と言われるそうです。しかもお嫁さんは2か月間寝ていて、毎日ご馳走を食べるそうです。なつめも鉄分が多く免疫力を高める果物です。
このように漢方の国中国では産後をとても大事にします。日本でも普通の鶏でいいですから手羽元に野菜を入れたスープを毎食飲みましょう。
アトピーの人は赤くないときこそ、再発予防と赤ちゃんがアトピーにならないよう、肌を潤し、おっぱいを出す美味しい漢方のシロップを飲むといいですよ。今はモデルの人たちにも大人気。身体を温めてきれいにしてくれるからです。 2005.1.26


ボタンの皮


ボタンの皮は、血の熱を冷まし、皮膚の赤みをとります。

妊娠中のアトピー

木曜日, 5月 15th, 2008

お腹の赤ちゃんに影響を与えないアトピー、便秘対策


妊娠中、体温は37度近くを維持しますから、体はかなり熱く感じます。アトピーの肌そのものが熱を持っていますから、一般的にはアトピーの症状は悪化します。生むまで赤みがひどい人もいます。
しかし妊娠中、良く相談しながら漢方薬を飲めば、赤ちゃんにも悪影響を与えず元気な赤ちゃんが生まれ、肌も落ちつかせられます。

先日も結婚前からアトピーにかかっていて、妊娠中も出産前日まで漢方薬を飲んでいたA子さんから、弾むような声で電話がかかってきました。

「先生!生まれました!超安産です!たった4回力んだだけで生まれました!漢方のおかげです!」

結婚の半年前に来店して、「6月にハワイでやる結婚式までにどうしてもきれいにしてください」と、真っ赤な顔で頼み込んできたA子さんです。「ええっ!暑いハワイで?」と大変心配しましたが、どうにか結婚式も無事終えました。妊娠してまた赤くなりましたが、しっかり漢方薬を飲んで、肌は乾燥はしていますが随分きれいになって無事出産にこぎつけ、私の娘のような感じがしていたA子さんの喜んだ声に、店のスタッフ達も喜び合いました。

もちろん漢方薬でも、妊娠中は注意して飲むことが大事です。

使ってはいけない生薬は、便秘に使うセンナなどの下剤、肌のくすみを取る活血剤の桃仁、紅花、血の熱をさます牡丹皮などは子宮を充血させ、流産しやすくさせます。スベリヒユは、商品名「五行草」として売られていますが、これは子宮収縮作用がありますので使わないほうがよいでしょう。

ただし妊娠中、牡丹皮の入っている加味逍遥散や、ダイオウなど使っていた人は体質があっていることもありますから、どうしても便の出ない人は漢方専門の医師や薬剤師に相談して使いましょう。ダイオウは、便通をよくしてアトピーの血の熱を鎮め、肌の赤みを取る働きがあります。


緑豆;


緑豆とバナナ、キウイのサラダ

緑豆とバナナ、キウイのサラダ

緑豆には、便通をよくしてアトピーの赤みを取る働きがあります。煮て毎日食べましょう。夏に暑気も和らげます。小豆のような味でおいしいですよ。

朝食の20分前にフルーツを食べると便通をよくします。特にバナナ、キウイなどは効果的です。朝食20分以上前が大事です。太りません。食後食べると太ります。