Archive for the ‘アトピーとは’ Category

アトピー性皮膚炎の発症は細菌の異常増殖に起因:この説に疑問

木曜日, 4月 23rd, 2015

アトピー性皮膚炎の発症は細菌の異常増殖に起因:この説に疑問

米国立衛生研究所や慶應大学などの研究で、アトピーの発症と同時に皮膚表面で黄色ブドウ球菌が異常発生した、抗生物質を使ったら症状が治まったのでアトピーの原因は細菌の異常増殖に起因するとわかった、と4月22日ニュースで報道されました。

これを聞いて私は、「ああやっぱり」という気持ちと同時に「それだけじゃない」という気持ちが半々に起きました。


アトピーがひどい時、風邪をひいてお医者さんで抗生物質が出て飲んでいたら、アトピーが治まりました。でもやめたら悪くなりました、ということはよく漢方相談中にお聞きします。


消毒薬を使うとかゆみがおさまる、ゲンタシン軟膏を使うと少しよい、と言ったことも日常茶飯に聞きます。

ですからひどい時、掻き毟りでじくじく黄色い汁が出た、乾燥肌でも掻き傷だらけの時は皮膚表面に黄色ブドウ球菌が一杯います。

しかし、生理前や妊娠中、産後に悪化する。受験や就職活動で悪化する。チョコを毎日食べていたら悪化した、ということはこの最近異常増殖の説ではどう説明するのでしょうか?

また抗生剤は腸内細菌を乱すので長期使えないのはみなさま、ご存じのことと思います。


たんぽぽ中医学(漢方)ではアトピーが赤ければ清熱解毒の働きのあるタンポポや、菊の花、連翹などの生薬を使うので、細菌も殺し、赤みもかゆみも同時になおしていくので、この「細菌の異常増殖起因論」にあっていて、しかも副作用はありません。

赤みがおさまったら生理をととのえ、ストレスに強くし、胃腸を丈夫にする漢方薬に切り替え体質改善をしていくので、再発もしなくなり、丈夫な肌になり、「細菌の異常増殖起因論」の不備も補う素晴らしいものです。

国際中医師 薬剤師 植松 光子  2015/04/23

乳首のアトピー

月曜日, 4月 20th, 2015

乳首のアトピー

乳首のアトピーで人知れず悩んでいる女性に朗報です。

乳首のアトピーは漢方薬と漢方の軟膏、くっつかないガーゼでよくなります。乳首は性感も一番感じやすい場所です。

授乳で健康な皮膚の人でも破れるくらいですから、皮膚も薄く、敏感で破れやすく、アトピーの人はもっと破れやすく、痛く辛いものです。彼が出来る前に、妊娠する前に、治しておきましょう。

汁が出ているときは中医学では「湿気」がたまっている、と考えます。

赤い時は「熱」がこもっている、と考えます。ですから「湿気」と「熱」を取る「湿熱」の漢方薬を飲みます。

場所も「肝胆」の経絡と言って

頭→首→胸→乳首→わき腹→鼠蹊部→陰部の線上に

症状が出ることが多いです。

たとえば頭痛、肩こり、首のこり、乳首の炎症、乳腺炎、月経前に胸が張る、わき腹が張る、鼠蹊部や陰部にアトピーが出る、など。これらは「肝胆」の経絡の漢方薬で治ります。

katakori_woman「湿熱」ですので帯下(おりもの)が毎日ある、多い、黄色くて臭うなどの症状がある人もいます。

帯下が多いので陰部もかゆくて悩んでいる人もいます。

また帯下が多いと精子が弱って死んでしまう「帯下不妊」もありますので帯下も多すぎないよう漢方薬で正常にしましょう。

正常とは生理から12日目くらいからの排卵期と生理前に帯下が増え、そのほかの日はないのが普通です。

ステロイド軟膏は眠れないほどかゆいとき以外絶対に使ってはいけません。

皮膚がさらに薄くなります。ウエマツ薬局自家製軟膏は安心でアトピーによく効きます。ブラジャーなどに汁がくっつく時はくっつかないガーゼでよいのがあります。

薬剤師 国際中医師 植松光子

テレビに疑問「アトピーに効く漢方」

木曜日, 7月 31st, 2014

テレビに疑問「アトピーに効く漢方」

「漢方って本当に効くの?」

2014年7月1日にテレビ朝日で放映された「林修の今でしょ!講座」

『東洋医学VS西洋医学 日本人が悩む8つの病気と 症状を解決!3時間SP』は、なかなか面白い番組でした。

「アトピーに漢方は効く!!」このタイトルはぴったり合って、見事に言い切ってくださって拍手!!でした。

しかし、そのあとがいけない。アトピーには「温清飲(うんせいいん)」ですべてのアトピーがよくなるような言い方は危険です。

アトピー,赤い顔

アトピーはそんなに簡単な病気ではありません。

特にこの番組を見て多くの医師、薬剤師、患者さんたちが「温清飲」だけをファーストチョイスに使って、逆に悪化するのが心配です。

何故なら「温清飲」は字のとおり、「温めて冷ます」処方ですから、体に熱がこもって真っ赤な顔や肌をしている人はすぐさらに真っ赤に悪化します。またじくじく汁が出ている人には全く効きません。

この処方は「四物湯」という血を増やし、血行をよくする、主に女性の冷えや生理痛に効くものと「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」という熱を取って赤み、炎症をとる二つの処方が2対1の割合で入っています。

ですから処方全体としては温めます。

どのような人によいか、といいますと慢性で肌は黒っぽく、汚いがさがさした乾燥肌に適しています。ちょうど海へ行って真っ赤に日焼けした肌が秋になって薄黒く、乾燥した時の肌を思い浮かべてください。これと同じで状態です。

真っ赤に日焼けした時はどうしますか?

まず水で冷やしますよね。このときお湯で温めたらどうなりますか?かえって痛みが増すでしょう。

アトピーも真っ赤な時は冷やす漢方を用います。じくじくしているときは汁を取る漢方薬を用います。そうして赤み、汁がなくなり、がさがさした薄黒い肌になった時初めて「温清飲」を用いますと、肌がきれいになってきます。しかし黄連解毒湯が入っているので長く飲むと乾燥させますので、あかみがおさまってきたら、別の処方に変えていきます。

このようにその時に適した漢方薬を使うことが大事です。

詳しい治し方は拙著「アトピーは中医学と薬膳で治す」<二見書房>に載っています。

http://www.kanpo-bijin.com/ご覧ください。

アトピーは非常に複雑な病気です。漢方医や漢方薬剤師でもアトピーを専門にやっている方によく相談してください。

2014年7月31日   薬剤師 中国政府認定国際中医師 植松 光子


乳液でアトピー発症を抑えよう

火曜日, 5月 20th, 2014

生まれた直後から乳液の保湿でアトピー発症を減らそう。

「赤ちゃんが生まれた直後から皮膚の保湿を続けると、アトピー性皮膚炎になるリスクを約3割下げられる。」と国立成育医療研究センターなどが研究結果をまとめました。アトピーは乾燥などで皮膚の防御機能が乱れると発症すると考えられています。

親か兄姉がアトピー性皮膚炎と診断されている赤ちゃん、116人を対象に調べた結果です。1日1回以上、皮膚の乾燥している部分だけにワセリンを塗るグループと全身に乳液状の保湿剤を塗るグループに分け、32週間後のアトピー発症率を比べました。ワセリンを塗った子は58%、保湿剤を塗った子の発症率は37%にとどまりました。発症の危険性を約3割下げられたといいます。

アトピーの発症はその後、食物アレルギーやぜんそくなどが次々と現れる状態のきっかけになるともいわれ、早めの予防が大切です。   以上朝日新聞5月9日記事より。

どくだみのはもものはしそのは

・・・・写真:どくだみ、もも、しその葉・・・・

ウエマツ薬局オリジナル 花しずく潤(るん)ミルキーローションには桃の葉やドクダミ、シソの葉などあせもやかゆみによい漢方生薬が一杯入っています。素材もシアバターを使い、肌によく伸びます。乳液がよい理由は水分と油分が混合していて肌によくなじむからです。

全身に良く伸びますので、お風呂上りにお母さんと赤ちゃんのお顔と全身に最適です。市販のものよりアトピーによい生薬が多いので単なる乳液より肌に良いのです。

乾燥が強い赤ちゃんにはさらに花しずく潤(るん)エッセンスがよく潤います。さらに乾燥が気になる場合は花しずく潤(るん)クリーム が大人気です。瑞花露(すいかろ)クリームも軽いかゆみに喜ばれています。

赤くなって来たり、掻き傷が出てきたら、ウエマツ薬局自家製剤の漢方の軟膏を使います

これでもかゆみがひどい時にステロイド軟膏となりますが、はじめからステロイド軟膏を使わないでまず以上の物を試してみましょう。

生まれる赤ちゃんがアトピーになるかどうか心配するお母さんが多く見受けられます。

以上の研究結果は心強い発表ですね。まずは生まれたらすぐ花しずく潤(るん)ミルキーローションを使ってみませんか?

ただし個人差があります。必ず腕の内側に塗って一晩様子を見てください。 またけっしてこすらないように、やさしく載せるように塗ってください。

文責 薬剤師 中国政府認定国際中医師 植松 光子

花しずく潤ローション 花しずく潤エッセンス花しずく潤クリーム

花しずく潤ローション・花しずく潤エッセンス・花しずく潤クリーム


花しずく潤(るん)シリーズ、くわしくはこちら→ウエマツ薬局オンラインショップ

受験生とアトピー

月曜日, 10月 21st, 2013

受験生とアトピー

test_benkyou_boy10月に入り、受験勉強が本格的になる方も多いことでしょう。こうした環境の変化やストレスでアトピーが突然悪化し、真っ赤になったり、腫れ上がったりして来店される方が少なくありません。中国医学の考えでは緊張により、身体に熱がこもり、血が熱くなり、皮膚に影響を及ぼし乾燥し、かゆくなると考えます。血熱といいます。痒みで眠れなくなったり、真っ赤な顔で学校へ行くのも辛くなり、休んだりするようになり、学業にも差しさわりが出てきます。

現在症状が出ていなくても油断ができません。もとから肌が乾燥していたり、アトピーがあった人は十分気をつけましょう。ケーキ、チョコ、キムチなどで悪化します。まずは和食の粗食です。腸をきれいにし、バナナ3本の快便と良い睡眠で免疫力を挙げることができます。次に症状にあった漢方薬を早く飲むことにより軽く済ませることができます。

文責 国際中医師 薬剤師 植松光子

アトピーのリバウンド

金曜日, 8月 2nd, 2013

リバウンドで苦しんでいるあなたへ。

32歳 女性 東京都

Before

10年間ステロイドの軟膏と注射を月2回やっていましたが、顔の赤みは取れなく、だるいので思い切って脱ステロイドをしました。体重も10kg減り、生理も止まってしまいました。頭髪も抜け、かつらを使っています。

ウエマツ薬局で漢方の煎じ薬と粉薬、錠剤をのみました。症状がひどいのでたくさん漢方薬を飲んだ方が早く効く、と言うことでした。手や顔は真っ赤で腫れて亀裂があり、皮もいっぱい剥けます。かゆみで夜は眠れませんでした。(写真1枚目2009年2月3日)

2009.02.032009.02.17

写真:1枚目2009年2月3日                 写真:2枚目2009年2月17日

After

漢方薬を飲んで2週間後亀裂も小さくなり、皮剥けも少なくなりました。(写真2枚目2月17日)

痒みでまだ目は覚めますが、寝つきはよくなりました。

4か月目には髪の毛も生えそろったので、かつらもやめて自毛になり、体重も9kg増えました。皮膚も落ち着き、10か月目体重が52kgになった時、生理も自力で来るようになりました。

1年目に、又赤く腫れ始めたのでステロイドの注射を3か月やりました。生理はきちんと来るようになりましたが生理前になると皮膚が腫れて赤くなり、気分も落ち込みます。ひどくなるとステロイドを使いますが、使うとだるくなります。顔はプロトピックに変えました。元気になったので仕事も始めました。最近はステロイドもプロトピックもいらなくなり、肌もすっかりきれいに白くなりました。(写真6枚目2013年6月1日)

2009.03.272009.05.12

写真:3枚目 2009年3月27日               写真:4枚目 2009年5月12日

2010.06.26 2013.06.01

写真:5枚目 2010年6月26日               写真:6枚目 2013年6月1日

コメント

来店されたときはよくこんなになるまで頑張ってきましたね、と涙が出そうなくらいひどい状態でした。生理も止まり、髪の毛もすっかり抜けだるく気力もなく、脱ステロイドのすごさを見せつけられました。

今、リバウンドで苦しんでいる、あなた。

漢方薬を飲めば元気に治ります。しかし無理をしないでください。漢方薬を飲みながら、すこしずつやめる方法もあります。

どちらの方法でもあなたの味方です。最後まで責任を持つつもりです。

文責 薬剤師 中国政府認定國際中医師 植松 光子

カビとアトピー

月曜日, 7月 29th, 2013

カビとアトピー

________中医学では300年前にすでに注目________


「人間の汗に含まれる物質を分析したところ、かゆみを引き起こす物質「ヒスタミン」が放出される際、カビの一種の「マラセチアグロボナーゼ」が作り出すたんぱく質が炎症にかかわっていたことが分かった。このカビは健康な人間の皮膚にも存在し、作り出されたタンパク質はごく微量でもアレルギー反応を引き起こす」と広島大学大学院の研究グループ(秀道広教授)による成果が発表されました。6月6日付 朝日新聞_____


痒み、肘汗をかくとカビが繁殖します。

確かに毎日多くのアトピーの人たちの相談を受けていますと、汗をかく梅雨時から夏悪化する人が多く見られます。

また場所もひじの内側やひざの裏、顎、わきの下などに多く発症します。中には学生や事務職の会社員で座る時間が長い人でお尻が真っ赤にかゆくなったり、と汗をかく場所に多くアトピーが発症しています。

面白いことに中医学ではアトピーのことを中国語で「四弯風(しわんふう)」と言います。

これは「四つの弯曲したところのかゆみ」という意味です。

すなわち両肘の内側と両膝の内側の4か所です。この「四弯風」は1665年に書かれた中医学の医学書「外科大成」にその名前が載っています。すでにアトピーの特徴が認識されていたというのは驚きです。

そしてアトピーのかゆみ、赤みなどの症状を軽くする生薬にカビなどの殺虫効果のある生薬が用いられています。苦参(くじん)は名前の通りとても苦く、飲んだり、外用に用います。生薬を煎じてその汁をかゆいところにかけます。抗真菌作用と抗トリコモナス作用が認められていますので女性の陰部のかゆみにもとても効果があります。外用に使う場合は副作用がありません。内服の場合は苦いので胃腸に気を付けます。白鮮皮(はくせんぴ)も抗真菌作用があり白癬菌を抑制します。

これらの生薬は「カビが原因」とニュースで発表されるずっと前から、中医学ではアトピーのかゆみによいと用いられてきました。そしてこれらの配合された漢方入浴剤もあります。汗によるかゆみや水虫にも、よく家じゅうで入れます。

男子の大学生でアトピーがあり、特にお尻がかゆい、と来店されました。真っ赤になって汁もでていて、電車の中や、授業中椅子に座っていてもかゆくてじっとしていられないとのことでした。

カビとあせのかゆみに効く漢方薬を飲んでいただきました。家でも試験勉強で座っていることが多いので、蒸れて治りにくいので、なるべく家では風通しのよいショートパンツですごしてもらうよう話しました。辛いものやお酒は体を熱くしますのでキムチやビールなど避けてもらいました。漢方薬の内服と漢方の入浴剤、漢方のかゆみ止めのスプレーを使い、時間がかかりましたがすっかりよくなり、喜ばれました。

文責 薬剤師 国際中医師 ウエマツ薬局 植松光子

お尻の真っ赤なアトピー

土曜日, 7月 20th, 2013

お尻の真っ赤なアトピーがよくなりました。

before

男子の大学生でアトピーがあり、特にお尻がかゆい、と来店されました。真っ赤になって汁もでていて、電車の中や、授業中椅子に座っていてもかゆくてじっとしていられないとのことでした。

カビとあせのかゆみに効く漢方薬を飲んでいただきました。家でも試験勉強で座っていることが多いので、蒸れて治りにくいので、なるべく家では風通しのよいショートパンツですごしてもらうよう話しました。辛いものやお酒は体を熱くしますのでキムチやビー鳥,葉ルなど避けてもらいました。漢方の入浴剤も入ってもらいました。

after

時間がかかりましたがすっかりよくなり、とても喜ばれました。

コメント

汗をかきやすいところはかびが繁殖し、そのカビのたんぱく質がかゆみを引き起こすことが最近発表されました。漢方薬にはそのカビに効く生薬があります。内服と入浴剤、スプレーがありますので、適宜使うと早く治ります。

文責 薬剤師 国際中医師 ウエマツ薬局 植松光子

韓国の子供アトピー3割

木曜日, 4月 11th, 2013

韓国の子供アトピー3割

~幼稚園児、小学生調査~

韓国では、幼稚園児と小学生でアトピー性皮膚炎にかかっているこどもが約3割にのぼることがわかりました。教育人的資源省の調査によると、患者は10年間でほぼ2倍に増加。新しい家や都市に住む園児・児童の割合が高く、科学物質との関連が指摘されています。

同省が延世大学の研究室に委託し、06年8月から1年間かけ、全国の幼稚園と小学校535ヵ所を調べました。

アトピー性皮膚炎は全体の29.5%。95年調査の16.3%から、2倍近くに増えました。特に幼稚園では、43.2%と半数近い数字です。公団に住む児童幼児が33%と全体の平均より高く、農村地域は21.5%で一番低かった。新しい家に住んだ経験のある園児・児童の33.8%がかかっていました。

一部の学校施設で、ホルムアルデヒドなど科学物質の濃度を調べたところ、基準値をほとんど下回り、「学校の室内環境は憂慮する水準ではない」と結論づけています。

ただ、「大都市などの環境や、化学物質が露出した新居などとの関連はある」と説明。子どもの生活パターンを把握し、積極的に管理することの必要性を訴えました。同省は今年中に調査結果を政策に反映させる。

日本の場合、文部科学省が04年に全国の公立小中高に通うこどもを対象に実施した調査で、5.5%がアトピー性皮膚炎にかかっていました。

家、学校

乾癬   :尋常性乾癬

火曜日, 3月 19th, 2013

尋常性乾癬は絶対に改善できる!

住所:蕨市 イニシャル:A.K 年齢:35歳 性別:女性


☆今までの経緯は?

6歳の時に尋常性乾せんを発症しました。比較的、軽い方だったのですが、2012年の8月に高熱を出し、乾せんが全身に拡がってしまいました。

尋常性乾癬を改善された方の手記を読んで、ウエマツ薬局に伺いたいと思いました。

☆漢方薬を飲んで変わったところ、良かったところは?

少しずつですが、着実に良くなりました。危険な副作用もないので、煎じ薬も入浴剤も塗り薬も安心して使えました。乾せんではなかったとしても、とても体にいいものだと思います。排泄も良くなり、体調も良いです。

今は、足にわずかに湿疹がのこっている程度です。

~悩んでいる方へ一言~

頂いた薬をしっかり飲んで、塗ること。野菜や大豆をたくさん取って、乾癬に悪いものは一切、食べない事、出来るだけたくさん眠ること、気を抜かずに徹底的にやれば、ゆっくりでも絶対に良くなります。希望を捨てずに頑張ってください。

☆先生から一言

この方は6歳から発病したのですが漢方薬でよくなっていました。しかし35歳になり、最近、仕事で朝5時に寝るようになってから再発。また扁桃腺で熱が出てから急に悪化、全身に広がってしまいました。

このような免疫が関係する病気はたくさんあります。特に現代はストレスが多く、就業時間が夜、という方も多くいます。

夜働くとどうしても健康を次第に損なっていきます、といってやめるわけにもいきません。

中医学はこのような免疫の病気によく効きます。中国の人は尋常性乾癬はまず漢方の病院へ行きます。

私が研修に行く雲南中医薬大学の皮膚科が尋常性乾癬の患者でいっぱいです。

文責 薬剤師、国際中医師 ウエマツ薬局 植松光子

2012年9月25日(うで、腹部)                                2013年3月12日(うで、腹部)

2012.09

2013.03,1200

2013.032012.09,25喜びの声A.K様(1332)