Archive for the ‘薬膳レシピ’ Category

その他 :冬瓜のスープ

火曜日, 10月 15th, 2013

冬瓜のスープ

~鶏手羽元で出汁をとった冬瓜のスープ~

コラーゲンたっぷりのスープです。むくみも解消してお肌プルプル!

冬瓜のスープ

【材 料】4人分
*鶏手羽元・・4本  *水・・1000cc  *冬瓜・・600g
*小ねぎ・・少々  *酒‥適宜  *塩‥少々
*生姜汁・・小さじ1

【作り方】
1. 出汁を取る。
・・ ① 手羽元に2~3ヶ所包丁で切り込みを入れ、出汁が出やすくする。熱湯をかけ、
汚れを取る。

・・ ② 鍋に手羽元と水を入れ火にかけ沸騰したら弱火にし、1時間位コトコト煮出す。

2. 冬瓜は皮をむき、食べやすく切り1のスープに入れ柔らかく煮る。

3. 酒、生姜汁、塩で味を整える。

4.器に盛り、小ねぎを小口切にし、散らす。

【効 能】

食 材 性 味 適 応
冬 瓜 甘/涼 利尿作用があり、むくみ、解毒、暑気当たりに良い。
手羽元 甘/温 体力の低下、食欲不振によく、高たん白低脂肪、コラーゲンが豊富。
小ねぎ 辛/温 冷え、粘膜保護、発汗

その他 :にがうりサラダ

水曜日, 7月 31st, 2013

にがうりサラダ

夏バテ防止にいかがでしょうか?

にがうりサラダ


【材 料(2人分)】
にがうり・・・中1/2本  玉ねぎ・・・中1/3個  きゅうり・・・中1/3本
グレープフルーツ・・・1/3個  卵・・・1/2個  ハム・・・1枚

(A)
・ごま油:大さじ1・1/2 ・塩:少々 ・酢:大さじ1・1/2

【作り方】
1、

・にがうり・・・たて半分に切り、スプーンで種・ワタをしっかり取り薄切りにする。
・玉ねぎ・・・薄切り  ・きゅうり・・・薄い輪切り  ・グレープフルーツ・・・皮を剥いて実をほぐす。
・卵・・・錦糸玉子を作る  ・ハム・・・さっと熱湯をかけ、細切りにする。

2、

①とAで和える。

薬膳サロン:山芋  :山芋の婦宝当帰膠かけ

月曜日, 7月 8th, 2013

山芋の婦宝当帰膠かけ

~「元気とキレイ」を食べて作るデザート。~

山イモの婦宝当帰膠かけ

女性は「」が命!健康や美しさの基本は「」です。血は全身を巡って身体のあらゆる

組織や細胞に栄養を運びます。「血」を十分に養って「栄養作用」を高める事が大切。

冷え、乾燥、不眠、ストレスに弱い、肌のたるみ、疲労感など感じたら「血不足」かもしれません。

【材料】

婦宝当帰膠山イモ、黒ゴマ、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)

【作り方】

1、 山イモは皮をむいて、2cmほどの厚さに切ります。

2、 ラップをしてから、電子レンジで温めます。

3、 ②を器に入れ、黒ゴマ、婦宝をかけます。

【効能】

材 料

性質

適 応

山イモ

平性

疲労、老化防止、体力回復など。
黒ゴマ

平性

五臓の衰え、めまい、耳鳴り、白髪、便秘。
婦宝当帰膠 温性 冷え性、頭痛、肩こり、月経不順など。

*漢方薬膳教室 『婦人科を知ろう』(25年目、5月)で紹介したお料理です。*

その他 :きゅうりと白きくらげの和え物

金曜日, 7月 5th, 2013

きゅうりと白きくらげの和え物

~暑熱をとり、食欲を誘い、身体を潤します。~

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暑い夏を乗り切るには食べ物で身体を冷やすなど昔からの智恵でもありますね。
きゅうりは身体にこもった熱やむくみを(水分)を解消してくれる作用があり、身体を冷やしてくれます。
また白きくらげは肺を潤し、身体を潤してくれるので暑い夏にこそお肌を潤わせて、肌トラブルを防ぎましょう。

【材 料】
きくらげ白*きゅうり・・1本    *白きくらげ・・10g
*鶏もも肉・・50g  *クコの実・・5g

<<ドレッシング>>
*酢・・大さじ2   *しょう油・・大さじ1
*砂糖・・小さじ1  *ごま油・・大さじ2

【作り方】
1.  きゅうりは塩で板ずりし、長さ5cm位の千切りにする。
2.  白きくらげは水で戻し、石づきを取り、さっと茹でる。
3.  クコの実は少量の酢水で戻しておく。
4.  鶏もも肉は水に青いねぎと生姜で茹で、冷めたら手で裂いておく。
5. 盛り合わせ、ドレッシングで和える。

【効 能】

材 料

性質

適 応
白きくらげ

平性

喉を潤し、咳によい。体を潤す。食物繊維が豊富。
きゅうり

寒性

解毒作用があり、体にこもった熱やむくみを解消する。
鶏もも肉

温性

体力を増強し、元気、気力、疲れがないなどに効果。
クコの実

平性

滋養強壮、老化防止、美肌効果。目に良い。動脈硬化、高血圧予防。

その他 :白きくらげとナツメのデザート

月曜日, 5月 27th, 2013

白きくらげとナツメのデザート

~肌をプルプル、老化防止、滋養強壮、カルシウム、鉄など、食べて美肌になるおやつです。~

白きくらげとナツメのデザート

【材 料】

☆白きくらげ・・・20g       ☆ナツメの寒天           ☆婦宝のシロップ

水・・・200cc            みつなつめ・・・3~5個       婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)・・・大さじ1

氷砂糖・・・60g           粉寒天・・・1袋(4g)          きび砂糖・・・50g

・                   水・・・550cc             水・・・70cc

☆クコの実・・・水または白ワインでもどしたもの少々

【作り方】
☆白きくらげ☆
1. 白きくらげはよく洗って水で戻す。食べやすい大きさに切ったらザルに上げ水を切る。
2. 鍋に200ccの水を入れ、白きくらげと砂糖60gを入れ、ひと煮立ちさせる。

☆ナツメの寒天☆
1. みつなつめは薄切りにしておく。
2. 水550ccの中に粉寒天4gを混ぜて火にかけ、2分ほど沸騰させ煮溶かす。
3. 容器に②を流し、切ったなつめをのせ、冷やし固める。

☆婦宝のシロップ☆
1. 水70ccに、きび砂糖を煮溶かしたところに婦宝当帰膠を入れる。
器に白きくらげ、寒天を入れ、上から婦宝のシロップをかけ、クコの実を飾る。

【効 能】

食 材 性 味 適 応
白きくらげ 甘淡/平 コラーゲンが豊富で血管を若々しく保ち、美肌に良い。
血液をきれいにする。食物繊維が豊富で便秘に。滋養強壮。
みつなつめ 甘/平 疲労回復、食欲不振を改善し、胃を丈夫にする。
婦宝当帰膠 貧血、冷え性に良い。
生理不順・生理痛・更年期障害に効果的。

・    ・    ・ ナツメ   ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・ 婦宝当帰膠

婦宝当帰膠なつめ2

その他 :いわし団子のあんかけ

木曜日, 5月 9th, 2013

~いわしと青じそで、精神安定とストレスに勝つ!~

いわし団子のあんかkr - コピー

【材料】4人分

いわし・・4尾(650g)  木綿豆腐・・2/3丁   梅干・・中2個  青じそ・・10枚

酒・・大さじ2  片栗粉・・大さじ1  オリーブオイル・・大さじ2

あんA  (だし・・1と1/2カップ 酒・・大さじ1  しょうゆ、みりん・・各少々   片栗粉・・大さじ2(同量の水で溶く) )

付け合せB  (きゅうり・・1本  長ネギ・・1本)

【作り方】

1、       いわしは3枚におろし、骨を取る。細かく形がなくなるまで包丁でたたく。

2、       豆腐はレンジで1分位加熱し、水切りする。(重しをのせて水切りしてもよい。)梅干は種を除き、荒く刻む。青じそは細かく刻む。

3、       すり鉢に、梅干→いわし→豆腐の順に入れ、すり合わせる。次に酒、片栗粉を加え、再びよくすり合わせる。

(この工程をフードプロセッサーで行うと短時間でできる)

4、       よくすり合わせたら青じそを加え混ぜる。小さいハンバーグのように丸める。

5、       フライパンにオリーブオイルを敷き、4を両面こんがりと焼く。器に盛る。

6、       Aであんを作る。材料を鍋に入れ火にかけ、とろみがついたら、5にかける。

7、       Bを千切りし、冷水に取り、ザルにあけ、水気をきって6に添える。

【効能】

材料

性味

適 応

いわし 甘鹹/温 高血圧、動脈硬化によく、睡眠障害などのイライラや不安を解消。
豆腐 甘/涼 身体の余分な熱をとり、肌や胃腸を潤す。たんぱく質が豊富。イソフラボンが多く、骨粗しょう症に良い。コレステロール低下作用もある。
梅干 渋酸/平 感染症の大腸炎、のどの渇き、腹痛、嘔吐、関節通などに良い。
青じそ 辛/温 カロテンが多く、高い免疫力を持ち、香り成分は強力な防腐作用がある。

**漢方薬膳教室  『眠りをよくしよう』(25年目、4月)で、紹介したお料理です。**

薬膳サロン:空豆  :空豆となつめの白和え

木曜日, 5月 2nd, 2013

~空豆・なつめは弱った胃腸をいやします。~

ソラマメとなつめの白和え

ナツメには女性を美しくするホルモンの葉酸が沢山入っています。スイーツといってもよい

口あたりのよさと、まろやかな食感で喉ごしがとてもよいです。食欲が無くなる季節にも

ぴったりの料理です。皆さんお試しください。

【材 料】4人分
*木綿豆腐(300g)・・1丁なつめ2
*ごま・・100g
*具(詳細は以下)
そら豆・・20g
なつめ・・1個
小海老・・100g
*A(塩、酢、砂糖・・少々)
*B(詳細は以下)
砂糖・・大さじ2
塩・・小さじ1                                                   なつめ
だし汁・・大さじ1                                                                                               (当店で販売しています。)
しょう油・・少々

【作り方】
1. ごまを炒ってすり鉢でする。→皿にとっておく
2. 豆腐は熱湯でサッと茹でザルに上げ水を切る。布巾に包み、最初の重さの7~8割りになるまで絞る。
3. そら豆はさやから出し、茹でて皮をむく。
4. なつめは0.5cm位に切る。
5. 小海老は背わたを取り、塩水で茹で殻をむきAに漬ける。
6. 豆腐をすり鉢ですり、1を加え、よく混ぜBを加えて味を整える。
7. 具を入れさっくり混ぜる。

【効 能】

材 料

性 味

適 応

豆腐

甘/涼

大豆は胃腸を整え、元気をつける。
身体を潤し、乾燥肌に良い、血液を綺麗にする。

豆白ごま

甘/平

皮膚乾燥、便秘に効果的。

黒ごま

甘/平

五臓の衰え、足腰の衰え、白髪、便秘、老化防止。

そら豆

甘/平

胃酸過多、腹水に効果あり。みくみを解消。

小海老

甘鹹/温

足腰の冷え、食欲不振、体力回復。

その他 :きくらげの炒め物

水曜日, 5月 1st, 2013

きくらげの炒め物

黒きくらげには「血」を増やし、「血行」を良くするので肝を補う食品です。

”気の芽どき”とも称される春は精神的なストレスを受けやすい季節です。イライラは、自律神経と関係の深い「肝」に影響し、全身をめぐる「気」の巡りを悪くします。

イライラ、怒りっぽい、やる気が出ない、ため息などの他、お腹が張る、下痢、便秘といった症状が現れやすくなります。血液を増やし、気の巡りを良くするなど心掛け、自然の中を散歩するなどして気分転換を心がけましょう。

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【材料】
・黒きくらげ…10g   ・白きくらげ…5g   ・豚肉…100g ・ねぎ…2本
・醤油…小さじ1  ・オイスターソース…大さじ1  ・塩こしょう…少々
・酒…大さじ1   ・片栗粉…少々    ・ごま油…大さじ1
【作り方】
①きくらげを30分間水で戻す。
②豚肉、塩こしょう、酒、片栗粉を混ぜて10分間おいておく。
③ねぎ、きくらげを食べやすい大きさに切る。
④サラダ油大さじ2をフライパンに入れて豚肉を炒め、色が変わったら、オイスターソース、きくらげ、ねぎを入れ、2~3分位炒める。
火を止めて、醤油、塩こしょうで味付けし、ごま油を入れて香りを付ける。
【効能】

材 料

性 味

効 能

黒きくらげ

甘/平

血便・不正出血・痔などの出血に良い。血液を補い貧血に良い。血液浄化作用があり高血圧・動脈硬化などに良い。下痢にも良い
白きくらげ

甘淡/平

喉を潤し咳に良い。肌を潤す。
豚肉

甘鹹/平

身体に元気をつけ、疲労・虚弱体質に良い。身体を潤し、血液も補う。
ねぎ

辛/温

風邪、寒気・冷え性によい。血行を良くする。

その他 :白きくらげとミックスベリーのスイーツ

月曜日, 4月 22nd, 2013

白きくらげとミックスベリーのスイーツ

~動脈硬化や高血圧にも効果ある白きくらげを使った食べて嬉しいデザート~

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【材 料】
A ミックスベリーのゼリーミックスベリー
ミックスベリー・・・1袋
寒天・・・4g
ハチミツ・・・大さじ2
赤ワイン・・・大さじ2

B 白きくらげのゼリー
豆乳…700cc
砂糖・・・60g
寒天・・・4g
白きくらげ…適量(水で戻し甘く煮た物)

【作り方】
Aの部分
1. ミックスベリーをあらかじめ700ccの水につけ、柔らかくしておく。                     ミックスベリー
(時間がない場合、火にかけ煮る)
2. 1の汁だけをなべに入れ寒天を混ぜ火にかけ、沸騰したら更に2分ほどかき混ぜ火を止めはちみつと
赤ワインを入れる。
3. 2をグラス半分ほど注ぎ固める。

Bの部分
1. 白きくらげは水につけ戻し、固い部分をとってから水で煮て氷砂糖で甘くしておく。
2. なべに豆乳と寒天を入れ、火にかけ沸騰したら2分ほどかき混ぜる。その後に砂糖を入れ煮溶かす。
3. Aを固めたグラスに2を入れ白きくらげを適量入れ、冷やし固めます。
4. 食べる時にクコの実とミントの葉を飾る。

【効 能】

食 材

性 味

適 応

白きくらげ

甘淡/平

血管を若々しく保ち、美肌に良い。血液をきれいにする。食物繊維が豊富で便秘に。滋養強壮。

ミックスべリー

/

ビタミンや食物繊維が豊富で、補血作用もある。

豆乳

甘/平

肌を潤し、美肌に良い。女性ホルモン様作用があり、更年期障害、骨粗鬆症に良い。動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防に。

漢方薬膳教室 テーマ『高血圧の薬を減らすには』(2013年11月)で紹介した料理です。

女性に :春のかさね寿司

土曜日, 4月 20th, 2013

春のかさね寿司

鮭、ナツメ、セロリ、枸杞の実を使い、彩り豊かで春色のご飯です。

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【材 料】(4人分)

・米・・2カップ         合わせ酢  ・・大さじ5
・酒・・大さじ1                砂糖・・大さじ3
・水・・普段の1割減             塩・・小さじ1

・セロリ(茎)…1/2本 薄切りにし、塩でもみ、上に飾ります

・セロリ(葉)…適量 刻み、塩でもみ、寿司めしの1/2量に混ぜます
・塩…少々
・なつめ…3~5個 刻み、残り(1/2)の寿司めしに混ぜます
・枸杞…適量 水で戻し、すぐ取り出し上に飾ります
・卵…4個 炒り卵を作ります
・砂糖…少々
・塩…少々
・鮭(甘鮭)…1切 焼いて、身をほぐす

【作り方】
型にA-炒り卵-鮭-B-炒り卵の順に彩り良く重ね詰めます。
上にラップをかけ、しっかりと押します(10分くらい置く)
①を型から外し、食べやすい大きさに切り分け、セロリの塩もみと枸杞を飾ります。
※型は、牛乳パックやペットボトルの容器を利用すると1人分として便利です。

【効能】

材 料

性 質

効 能

セロリ

甘苦/涼

体の余分な熱をとる。食物繊維が豊富で、胃腸を綺麗にする。独特の香りは精神を安定させストレスに良い。高血圧、めまいに良い。排尿異常にも良い。

甘/温

胃腸虚弱、無力に効果あり。
なつめ

甘/温

血液を補い、貧血に良い。体力増強。胃腸を整える。精神を安定し、ストレスや不眠に良い。特に女性におすすめ!
枸杞の実 美肌効果。滋養強壮・老化防止。目に良い。動脈硬化、高血圧の予防。

枸杞の実(くこのみ)                                             なつめ

クコのみなつめ2